2013.06.02

【コソボの今から平和を考える】
編集長の鮫島です。「コソボ」、皆さんご存知ですか?まだまだ日本人にとっては「遠い国」です
ね。


バルカン半島中部の内陸部に位置する地域で、1999年頃からセルビアからのコソボ独立を巡る「コソボ紛争」が勃発。NATOが軍事介入するなど欧州内を巻き込む紛争へと発展。その後、コソボは独立(一部承認得られず)し、これから平和の道を歩もうとしているところです。民族対立、難民、紛争など、世界の平和問題の縮図ともいえる様々な課題が顕在化してきたのがコソボといってよいでしょう。


昨日6/1(土)にH.I.S.は「未来の平和な社会を模索する」をテーマとして、「コソボ報告会」を
開催、100名を越える方々にご参加頂き盛況のうちに終えることができました!

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H.I.S.取締相談役の行方が4月に訪問したコソボの現状を報告。調査に同行した中嶋真希さん(毎日新聞記者)・濱田真里さん(なでしこボイス代表)から、紛争の悲惨さや現在の復興や治安改善状況をリアルな目線で発表して頂きました。


その他、JICA中東欧州部荒木さんより「バルカンの歴史的背景や民族融和教育」についての講演、ジャパンプレス代表佐藤和孝さんより「紛争における報道の役割」についての講演


コソボ国連難民高等弁護官事務所の大川さんより「コソボ難民問題や民族融和」について講演を頂きました。

またベトナム生まれの両親を持ち、ドイツ国籍でオランダで暮らす異色の経歴を持つH.I.S.インターンシップ生でKIRAさんから「自分の生い立ち、国家とは何か、民族とは何か」について話をしました。

「世界の人々の見識を高め、国籍・人種・文化・宗教などを越え、世界平和・相互理解の促進に貢献する」のがH.I.S.の企業理念です。


世界が平和でなければ、旅行はできません。その一方で、旅行を通じて世界中の人々が草の根の個人的なレベルで相互理解が進めば、国家間の軋轢や利害の衝突があっても冷静な視点で物事を判断できるのではないでしょうか。誰も友達のいる国とケンカしようとは思わないものです。


その意味では、旅行は世界観を広げるだけでなく、多様な視点を与え、平和を構築する重要な手段ではないかと、このセミナーを通じて改めて感じました。



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