2015.07.21
スタディツアープロデューサー鮫島です。
小さな漁村である私の郷里は人口減少による廃校・空き家が急増し、いわゆる限界集落として数十年後には消滅すると言われています。
これは全国の地方が抱える共通の課題です。こうした課題の解決手段として地方創生はあるのですが、課題だけではなく、地方の可能性に目を向けて未来を考えるまなざしが大切だと思います。 何故なら地方には都市が失ったものがたくさんあるからです。豊かな自然、ゆっくりした時間、助け合い、手づくり、自然を活かす技術。これらは都市生活者が、対価として貨幣を支払う代わりに自らの手元から手放した機能です。現代社会が豊かさの中で失ったものを取り戻す試みを、日本の未来を担う子供達と共に考えてみたい、それがこのツアー誕生の思いです。
限界集落発祥の地である高知県嶺北(れいほく)地域で、都市と地方の子供達が一緒になって5年の歳月をかけてツリーハウスを創る、それを私たち都市の大人と地方の大学教員や住民達が支えるという壮大なプロジェクトです。
日本の将来を担う子供達が都会暮らしと田舎暮らしの「異文化交流」を通じて、次世代の豊かさの価値を生み出す化学変化を起してくれるのではないかと思うと、本当にワクワクします。
初めての旅は一生モノと言われます。子供時代の原体験は、きっと将来の人生の選択を助けてくれるはずです。嶺北地域の子供達や住民も楽しみにしています。この夏休みにぜひご家庭や学校ではできない旅をしてみて下さい!
まずは8/1(土)事前説明会から!参加無料です。
~小学生が地方創生を学ぶ旅~
H.I.S×高知大学×こども大学協働企画
日本最大の森で学ぶ!未来のニッポン
夏休み こども大学in 高知4日間
小学3年生~6年生の男女【10名様限定】
8月21日出発限定