国内 2016.03.18

最近、人工的な環境の下農作物を作るIT農業が世間で取り沙汰されていますね。
自然条件の厳しい場所で飢えに苦しむ人々を助けるためにはとても有効な手段だと思います。
でも、自然から切り離された環境でできた農作物に依存する世の中が来ることは大切なものを失うことにつながる恐怖も感じます。

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スタディツアーデスクでは福島県で有機農業に取り組む地域で、お米作りを通したスタディツアーを実施しています。
そこには美しい里山が広がり、農作業を通して自然の中でお米を育むことを体験しています。自然なので、台風が来ることも、大雪がふることもあります。それによって育苗ハウスが壊れるなど被害を受けることもあります。

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けれど里山には出来て、人工的な工場では出来ないとても大切なことがあります。

それは、

沢山の生き物の棲みかとなること。人の心を癒すこと。

里山は、農作物を作る場所だけでなく、沢山の命を生み育む場所なのです。

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そして、虫や動物、植物が自然と共に生きることで、生態系が守られ、良い土壌が作られることで、綺麗なが水や空気が作られ、自然環境が維持されます。
訪れた方々はその美しく優しい景色に癒され、こうした循環の中で人間も生かされていることを実感します。

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もうすぐ沢山の命が生まれる春です。「希望の種」をまく季節が近づいてきました。
ふかふかの有機質の土壌に一つずつ願いを込めて、感謝を込めてお米の種を撒きます。

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▼2016年ツアーは4月2日(土)新宿から出発します!<空席あり>

福島の今を知り、私たちの未来を考える2日間 ~希望の種まき~

[4月]希望の種まき [5月]どろんこ田植え [10月]実りの稲刈り

▼雪害被害で壊れた育苗ハウスのクラウドファンディングも実施中!

地域おこしクラウドファンディングFAAVO

▼H.I.S.スタディツアーデスク

http://eco.his-j.com/volunteer

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