在留邦人の皆様へ |
平成21年5月13日 |
在エジプト大使館 |
|
|
新型インフルエンザの発生について(第4報) |
|
1.感染症危険情報の発出 |
●メキシコ以外で新型インフルエンザの感染が確認されている国に渡航を検討されている方は、渡航先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意してください。 |
●特に、米国、カナダについては、感染が拡大していること、死亡者が発生していること、及び同地域から帰国した邦人の感染が確認されていること、等をふまえ、十分に注意してください。 |
●また、これらの国に滞在される方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。 |
(注意) |
○5月13日午前9時現在、WHOにより感染が確認されている国(30カ国): |
メキシコ(感染者数2,059名、死亡者56名、以下同様)、米国(2,600名、3名)、カナダ(330名、1名)、コスタリカ(8名、1名)、スペイン(95名、以下死亡者0)、英国(55名)、パナマ(16名)、フランス(13名)、ドイツ(12名)、ブラジル(8名)、イタリア(7名)、ニュージーランド(7名)、イスラエル(7名)、日本(4名)、オーストリア(以下、感染者2名以下)、オランダ、スイス、デンマーク、中国(含む香港)、韓国、アイルランド、コロンビア、エルサルバドル、ポルトガル、グアテマラ、スウェーデン、ポーランド、アルゼンチン、オーストラリア、ノルウェー、 |
|
○現地政府のみが発表している国(3カ国): |
タイ(2名)、フィンランド(2名)、キューバ(1名) |
|
○感染疑いがある国(報道を含む。13カ国): |
インド、インドネシア、フィリピン、チェコ、ブルガリア、ルーマニア、ロシア、ウルグアイ、チリ、ベリーズ、ペルー、ボリビア、ホンジュラス |
|
○今後感染が確認される国が増える可能性がありますので、最新情報の入手に努め、新たな感染国となった国への渡航についても、同様に十分注意願います。 |
|
2.概況 |
(1)WHOは4月30日(日本時間)、新型インフルエンザのパンデミック警戒レベルをフェーズ4から5に引き上げました。 |
(2)WHO事務局長は、その理由として、一つの地域内の複数の国及び地域において持続した感染拡大が継続していると述べています。 |
(3)つきましては、メキシコ以外で新型インフルエンザの感染が確認されている国及び地域に渡航を検討されている方は、渡航先の感染状況及びWHOの情報等最新情報を入手し、十分注意してください。また、これらの国及び地域に滞在されている方は、今後WHOの情報にも留意しつつ、感染防止対策を徹底するとともに、感染が疑われた場合には速やかに医療機関で受診してください。 |
(4)特に、米国、カナダについては、感染が拡大していること、死亡者が発生していること、及び同地域から帰国した邦人の感染が確認されていること、等をふまえ、十分に注意してください。 |
|
3.日本帰国時の健康チェック |
わが国では、検疫体制を強化しており、厚生労働省が定める新型インフルエンザが蔓延している国・地域(5月13日現在、メキシコ、米国、カナダ)から入国する方に対し、機内検疫を実施しています。インフルエンザ様症状がある場合には検査を行い、必要に応じ、隔離、停留又は保健所の健康監視下等におかれる場合がありますので、到着時の検疫所の指示に従ってください。なお、帰国時に高熱、咳症状がみられる場合には検疫所の健康相談室にお申し出ください(帰宅後に同様の症状が現れた場合には、最寄りの保健所に相談し、感染地域に渡航していた旨をお知らせください)。 |
|
4.エジプト政府の対応 |
(1)保健省は、12日現在、国内での感染者の発生はない旨発表しています。 |
(2)各空港では検疫措置として、感染が発生している国・地域からの入国者に対し、体 温測定を含む簡易検査を実施しており、また滞在中の連絡先届の提出を求めています。 |
|
5.感染防止対策 |
下記の点に留意し、感染防止に努めてください。 |
(1)十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。 |
(2)外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。 |
(3)積極的に手洗いやうがいを行う。 |
(4)ウイルスは粘膜を介して感染するので、うかつに目、鼻、口などの粘膜部分に手で触れない。 |
(5)インフルエンザに感染した場合には、発熱、倦怠感、食欲不振、咳など通常の症状があらわれます。また、鼻水、咽頭痛、吐気、嘔吐や下痢などの症状を訴えることもあります。このような症状がみられた場合には、迷わず現地の医療機関の診療を受けること。 |
|
(問い合わせ先) |
○外務省新型インフルエンザ相談窓口 |
電話:(代表)03-5501-8000 (内線)4625、4627、4629 |
○外務省領事局海外邦人安全課 |
東京都千代田区霞が関2-2-1 |
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)5140 |
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/ |
(携帯版):http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ |
|
(関連ホームページ) |
○厚生労働省ホームページ |
http://www.mhlw.go.jp |
○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連) |
http://www.moff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html |
○世界保健機関(WHO)ホームページ(新型インフルエンザ関連) |
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/ (英語) |