在留邦人の皆様へ |
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お知らせ(鳥インフルエンザによる死亡者の発生について) |
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1. 5月19日付のエジプト各紙は、エジプト保健省の発表として、ダカハリーヤ県に住む4歳のエジプト人女児が鳥インフルエンザに感染し死亡した旨報道しました。 |
2. エジプトでの鳥インフルエンザによる死者は27人目です。また、これまでの感染者数は72名となっています。 |
3.鳥インフルエンザへの感染を予防するため、引き続き、以下の諸事項につきご注意下さい。また、併せて豚インフルエンザについての情報にも十分ご注意下さい。 |
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(一般的な注意点) |
※ 手洗い、うがいなどの通常の感染症予防対策を励行すること(別添をご参照下さい)。 |
※ 鶏舎やアヒルなどの鳥を放し飼いにしている場所や生きた鳥を扱う市場へは無警戒に立ち寄らないこと。 |
※ 野鳥を含め、死んだ動物には決して触れないこと。 |
※ 健康管理に努め、もし、発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などインフルエンザと似た症状が現れた場合には、早めに医療機関にて診察を受けること。 |
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(鶏肉や卵を料理する際の注意点) |
※ 料理するときには、鶏肉や卵から出る汁と生で食べる食物が混ざらないようにすること。 |
※ 鶏肉や卵を料理した後は、石けんで手をよく洗うこと。 |
※ 鶏肉や卵は十分に加熱調理すること(鶏肉はピンク色の生焼けの部分がないようにし、卵は黄身まで十分に加熱すること。ウイルスは卵の殻だけではなく、黄身や白身にも含まれているため、十分加熱(70度以上)すること。決して生や半生で食べないこと)。 |
※ H5N1型ウイルスは低温でも長期間生き続けるため、冷凍や冷蔵の鶏肉を料理する際も、生肉を料理する時と同様の注意を払うこと。 |
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(その他の注意点) |
※ 流行が拡大した場合、感染を防ぐためには感染した人との接触を減らすことが重要ですので、不要不急の外出をしないことが原則となります。このため、例えば2週間程度の飲食料、日用品、常備薬等の生活必需品を備蓄することが用心の観点から望ましいとされています。 |
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4.鳥インフルエンザ・新型インフルエンザに関しては、大使館ホームページの他関連のホームページをご覧下さい。 |
○在エジプト日本国大使館 |
http://www.eg.emb-japan.go.jp/j/consulate/birdful/index.htm |
(関連ホームページ) |
○厚生労働省ホームページ |
http://www.mhlw.go.jp |
○農林水産省ホームページ(新型インフルエンザ関連) |
http://www.moff.go.jp/j/zyukyu/anpo/buta.html |
○世界保健機関(WHO)ホームページ(新型インフルエンザ関連) |
http://www.who.int/csr/disease/swineflu/en/ (英語) |
また、ご質問やご相談がある場合は、どうぞご遠慮なく大使館(E-mail: ryoji@japanembassy.com.eg)までご連絡下さい。 |
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別 添 |
○手洗いの方法 |
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1. 手を水で濡らし石鹸を泡立てます。固形石鹸の場合は水ですすいで元に戻しておきます。 |
2. 手の甲、手のひらから、親指、指の付け根、指と指の間をていねいに洗っていきます。 |
3. 爪の隙間を注意して洗います。この時ブラシなどを使って洗うと効果的です。 |
4. さらに10秒から15秒以上もみ洗いをします。この作業が手についた細菌等を洗い流すのに効果的です。 |
5. 清潔なタオルで手を拭き乾かします。 |
○うがいの方法 |
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1. うがいがしやすい量(20ミリリットル)の水、またはうがい薬を希釈したものやお茶(お茶には殺菌作用があるので意外と効果的です。)などをコップにとります。 |
2. まず、残った食べ物などを取り除く目的で、口に含んで強くうがいします。 |
3. 次に、上を向いてのどの奥まで液が回るように15秒程度うがいします。 |
4. 3と同様に15秒程度のうがいを何度か繰り返します |