こんにちは!
今日は金曜日の休日。
そろそろお祈りの時間で、オフィスの近所のモスクから歌うような集団礼拝の呼びかけが聞こえてきます。
さて、昨日はエジプトの高校生の試験の合格発表の日でした。
エジプトの大学受験の制度は日本とは異なり、、、
高校2年生、3年生の年度末(エジプトは9月が新学期なので年度末は夏休み前の6~7月です)に全国試験があり、その2回の試験の結果の平均点をパーセンテージで出して行きたい大学の合否が決まるのです。
日本のように行きたい大学での試験というのはなく、分かりやすく言うとセンター試験を2回行ってその結果で大学が決まるという感じ。
そして合格点に達しない教科があると留年・・・。
そしてまた来年その教科だけを受ける。
エジプトは日本よりももっと学歴社会で、大学を卒業しないとどうしようもないという風潮があります。
カイロ支店のあむるの妹さんや、お茶を作ってくれるイブラヒームおじさんの娘さんも見事合格したようです
ということで昨日・今日はあむる、イブラヒームおじさんからそれぞれ炭酸ジュースが一人一本配られました。
エジプトは試験などに合格したときや何かお祝い事があったときにこうやってジュースなどをみんなにプレゼントします。
なにはともあれエジプトの高校生、そしてサポートしたご家族のみなさん、大変お疲れ様でした!!
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投稿: とおりすがり -2009年7月18日 (土) 04時12分
■おめでとう!
アムルさん、妹さんの合格おめでとう~!イブラヒームおじさん、娘さんの合格よかったですね!日本だと、「サクラサク」とか、春が来た!となるんだけれど、エジプトでは、何でしょう。夏だし、太陽が二度昇る、なのかな?でも、%で行きたい学部が決まってしまうとか聞きましたが…。これを思うと、各大学で(二次)試験がある日本の制度もいいかもしれないという気がしてきました…。優秀なのは大切だけれど、一度の試験だけで決まるのは大変なストレスだと思います -
投稿: Cama -2009年7月18日 (土) 06時29分
■とおりすがりさん
お祝いのコメントありがとうございます!あむるとイブラヒームおじさんに伝えておきますね☆エジプトは「サクラサク」というような言葉はないようです。でも、昔の歌手(日本で言う昭和の歌手)のアブドルハリームの曲に試験に合格するという歌があるそうです。結果を受けて学生たちは希望の学部(第1希望~たくさん(100くらい)書けるそうです。)を書いて、Maktab Tansiqというところに持っていき、入学する大学・学部が決まるそうです。私もエジプトの受験制度は大変だとおもいます。日本では一度失敗したらもう一度来年・・・。ということができますが、エジプトではそれができないというのが先を悩むことができずとりあえず勉強!というのがちょっと可愛そうですよね。受験生を支えるご家族も子供を塾や家庭教師に通わせたり、サポートしたりと何かと大変なようです。(ちなみにエジプトでは小学生も留年があるそうですよ・・・。)