こんにちは!
今日のカイロも晴天です。
前回のブログでかいたマルサマトルーフの帰りに一旦アレキサンドリアに一泊し、
ロイヤルジュエリー博物館に行ってきました。
改装のため閉まっていたのですが、最近再オープンしました。
場所はアレキサンドリアのグリームというエリアにあります。
路面電車の「ファヌーン ガミール」という駅から徒歩1分の場所です。
ファヌーンガミールとはBEAUTIFUL ARTSという意味で、駅の前(線路を挟んで博物館の斜め向かい)にはアレキサンドリア芸術学部があります。
ロイヤルジュエリー博物館には、19世紀にエジプトを支配していたオスマントルコ帝国のムハンマド・アリとその子孫の豪華な宝石が展示されています。
実際に王家が暮らしていた建物内に宝石が展示されています。
展示物は革命の時代、王家が国外へ亡命した際に置いていったものです。
冠、アクセサリーはもちろんのこと、ダイヤモンドが散りばめられたチェスや、ゴールドのポット、ティーカップ、鏡、口紅、ペン、時計、オルゴール、、、などなど豪華な日用品がたくさんあります。
ジュエリーには王や后の名前まで彫られていたりします。
展示物のすばらしさはもちろんですが、館内も当時のままのヨーロッパ調のデザインで、ステンドグラスでパーティーの様子や(男女がキスしていて一人の男がそれを見ないように見ているなんて絵もあります。)、豪華な階段、パーティールームに加え、バスルームなんかも見ることができます。
シャワーの水道管が異様に長くて実験室のようでした。。
最近カイロ支店のキャロルに「ベルサイユの薔薇」を借りて(今更ながら)読んだり、この博物館へ行ったりしてこの時代の王家はどこの国も贅沢三昧だな~なんて思ってしまいました。
アレキサンドリア観光の見所のひとつです。
是非お出かけください!