皆様 こんにちは
今日は、前回のオールドカイロに引き続き、
今回は教会をご紹介します。
エジプトは約90パーセントがイスラム教徒、約10パーセントが
キリスト教徒(コプト+ギリシャ正教会等)です。
コプト教とは、日本ではあまり聞く機会がないと思いますが、
原始キリスト教の一派です。
福音書を書いた聖マルコによってアレキサンドリアから始まったと
いわれています。
聖マルコが福音を伝える以前に、幼いキリストを連れた聖家族が
エジプトの地に逃れてきたともいわれ、
彼の痕跡がエジプトのあちこちに残されています。
地下鉄(メトロ)でマル・キルギス駅を降りると、
駅から聖ジョージ教会が見えてきます。駅の近くには、
ムアラッカ教会、バビロンの塔、コプト博物館、
聖ジョージ(ギリシャ正教会)があります。
マル・ギルギス駅
コプト博物館入り口
聖ジョージ教会
バビロンの要塞の塔の跡を利用して建てられました。
聖ジョージの入り口近くに、地下道へ行く階段があります。
降りると石畳の細い道があらわれます。
周辺には、
聖家族がエジプトに避難したときに過ごしたといわれる
地下道の上に建てられた聖セルギウス教会(アブ・サルガ)
があります。
以前行った時と入り口が変わっていました。
聖バーバラ教会があります。
欧米系の旅行客の他に、インドやアジアの人たちが続々と大型
バスから降りてきました。
教会の見学は、通常の観光地と違い、とても信仰心が深い人が
多く、とても静かでした。