現地情報 2013.07.01
皆様 こんにちは。
日本大使館より 在エジプト大使館]デモ・集会等に関する情報が発信されましたのでご案内します。









エジプト在留邦人・旅行者の皆様へ

                             
平成25年7月1日

                                    
 在エジプト日本国大使館領事部

エジプトに対する渡航情報(スポット情報)の発出(平成25年7月1日付)

 日本国外務省は、平成25年7月1日付けでエジプトに対する渡航情報(スポット情報)を以下の内容で発出していますので、お知らせいたします。
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エジプト:大統領就任1周年をめぐる反政府デモ等に関する注意喚起(その3) 

2013年7月1日


1.ムルスィー大統領の退任等を求めるデモについての最近の動向は次のとおりです。

(1)30日,反政権派は全国20以上の都市で大規模な集会・デモ行進を実施しました。カイロのタハリール広場で10万人以上(一部報道では20万人),イッティハーディーヤ大統領宮殿付近では数万人,エジプト全土では数百万がデモに参加したと推測されています。一方,政権支持派はカイロのナセルシティで座り込みを継続しています。

(2)また,30日から7月1日朝にかけてカイロのモカッタムにあるムスリム同胞団本部がデモ隊に襲撃された他,アレキサンドリア,中部のベニスエフ県,アスユート県,カフルエルシェイク県等で政権支持派・反対派の両派による衝突が発生し,エジプト保健省の発表によれば16名が死亡,781名が負傷しました。

(3)30日,「タマッルド(抵抗)」運動は,ムルスィー大統領の正統性喪失を宣言するとともに,大統領退陣までデモを継続することを呼びかけています。また,2日午後5時を大統領退陣期限と定め,同時刻にカイロ市内各所からクッバ大統領宮殿への行進及び同時刻からの不服従運動(政府との協力の拒否)開始を呼びかけています。

(4)これらのデモ・集会が今後どの程度の規模になっていくのか,また,衝突や混乱がどのくらい継続するのかは不透明ですが,今回のデモが全国的な広がりを有し,複数の死傷者が出ていることから,引き続きカイロやアレキサンドリア他全国各地で治安の悪化を含め,社会的混乱が拡大することが懸念される状況になっています。

2.ついては,当面の間,特に7月上旬にエジプトへの渡航・滞在を予定されている方は,渡航の時期をずらすことを検討してください。やむを得ずエジプトに渡航・滞在する場合や,また既に滞在されている方は,不測の事態に巻き込まれることのないよう,在エジプト日本国大使館のホームページや報道等から最新の関連情報の入手に努めてください。特に,また,緊急事態への備えとして,連絡先を家族等の関係者に伝える等連絡手段を常時確保することをはじめ,万一の際の対応策を再点検し,状況に応じて,適切な安全対策が講じられるよう心がけてください。

3.なお,エジプトには別途危険情報(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=94#header
)も発出していますので,併せて留意してください。
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 外務省海外安全ホームページ・スポット情報
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2013C287


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