ブログ 文化 2016.12.21
カイロからこんにちは!!!
タハリール広場からゲジーラ島に掛かるカスル・エル・二ール橋は今日も賑わっています。

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橋の下、クラクションと雑踏の中をナイル川は黙々と流れていきます。
この橋は自体は18世紀(1869~1871)に建設されました。
建設直後は、当時のエジプト(スーダンを含む)総督の名前から取り、ゲジーラ橋(アラビア語で島を意味する)と名づけられました。
その後、人口の増加、産業の発展により交通量が増加し、
1931年に改修工事が始まり、1933年に完成。
同年の6月にイスマイール・パシャ橋として、リニューアルオープンしました。
しかし、1952年の革命により名前が変わり、カスル・エル・二ール橋となりました。
これを直訳すると、ナイルの宮殿という意味になります。
ちなみに、このカスル・エル・二ールと言う名前ははその他にも病院や通りの名前にもなっています
この橋の両端には2体ずつ、計4体ライオンの石像があります。
この石像は18世紀のフランス人彫刻家のアルフレッド・ジャックマートによって作られました。
元々、この4体のライオンは、同じくアルフレッド・ジャックマートが手掛けたアレキサンドリアにあるムハンマド・アリーの石像のガードとして作られましたが、1931年の改修の際に橋に移されました。

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夜になると、川に浮かぶ船の電飾、街の灯りがナイルに反射してロマンチックな雰囲気を醸し出します。

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カップルに人気のデートスポットとして人気を博しています。


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