カイロからこんにちは!!!
先日、カイロのギザ地区にある、ダハシュールに行って参りました。
今回から数回に渡って、ダハシュールの魅力をお伝えしていきます。
ギザ地区にあるダハシュールはカイロ中心地区から直線距離で30kmほど南に位置しています。
話しが少し脱線しますが、
カイロに関して、ギザ地区なのにカイロと言ったりして分かり辛いときがあります。
カイロを都市圏として呼ぶ時にカイロ、ギザ、ヘルワン、10月6日市、シュブラを併せてグレーターカイロと呼びます。
もちろん、カイロだけ限定して呼ぶ時はカイロと呼びます。
話をダハシュールに戻しまして、
カイロ中心地からダハシュールまで、車で1時間ちょっと掛かりました。
金曜日ということもあって、道が空いていたので、移動はスムーズでした。
途中、車から見える景色はまったく都市部とは異なります。
なんとも鮮やかな緑が目の保養になります。
この木はナツメヤシです。
ナツメヤシはアラブ人にはとても馴染み深い果物です。
その証拠にイスラム教の聖典コーランにもたびたび、ナツメヤシに関する記述を見つけることが出来ます。
木の上方の葉が伸びてる下に実がなるのですが、
それが、甘くてとても美味しい果物です。
実がなる時期になると、木の下から実を落とそうと石を投げている子供を良く見かけます。
その光景は夏の風物詩のように私には感じられます。
エジプトの最大の産業は農業なだけあり、
道路からかなり奥まで、農業地帯が続いているのが分かります。
ナイルから横に用水路を引いて農地が広がっています。
「エジプトはナイルの賜物」
かのヘロドトスが残した言葉の重みをありありと見せつけられるようです。
様々な作物が栽培されています。
エジプトにいらっしゃる方が皆、口を揃えて「エジプトの野菜は美味しい!!」とおっしゃいます。
それもそのはず、うまみを研究されている方がエジプトのトマトの成分を調査した際 、
うまみに関する成分が日本のトマトより多かったそうです。
ナイル恐るべしです。
話しが脱線気味でしたが、
次回はいよいよ、第一のピラミッド、
レッド・ピラミッドをご紹介します!!!
Coming soon!!!!