カイロからこんにちは!!!
カイロの気候は段々と春の兆しが見えて参りました。
先週末から暖かくなってきて、
最低気温10℃、最高気温20℃と、とても過ごしやすい気候です。
日中は半袖でも大丈夫なほどです。
さて、エジプト観光ではマストのエジプト考古学博物館をご紹介いたしますが、
本題に入る前に今回、一番驚いた事は人の多さです。
開館時間の9時前から、博物館前の庭にはたくさんの外国人グループ、エジプト人学生の修学旅行、家族旅行グループなどでごった返していました。
本来あるべき姿を徐々に取り戻しているように感じました。
本題に入りまして、まず考古学博物館の簡単な歴史から振り返っていこうと思います。
19世紀半ば、フランスの管理下にあった当時、考古学長官であったフランス人のオギュスト・マリエットが国外への流失が激しかった、エジプトの遺物を収集、保管した事にエジプト考古学博物館は端を発しました。
この収集活動の規模が徐々に大きくなり1902年に現在の建物に移りました。
現在では収蔵品の数は20万点にも上ります。
尚、このマリエットの功績を讃えレリーフが飾られており、博物館前庭にはマリエットの銅像が建っております。
現在エジプトで新たな博物館(GEM:Grand Egyptian Museum)を建設中で、これからそちらに展示品が送られていきます。
エジプト考古学博物館はまさに、過去→現在→未来に繋がる博物館なのであります。
博物館の出口に新しくレプリカショップがオープンしていました。
レプリカショップといって侮るなかれ、その内容は盛りだくさんです。
中にはどうやって持って返るの!?と疑問になるこんな大きなものから、
手のひらサイズのこんな可愛らしいものまであります。
しかも、値段がリーズナブルなのが魅力ですね。
30~40EGPで手ごろなお土産が買えてしまいます。
博物館を出る時、エジプトでは良く見かける鳥、
「ヤツガシラ」を見つけました。アラビア語では、ホドホドと言います。
鳴き声が綺麗で、エジプト版ホトトギスといった感じです。
エジプトに来られた際は、きっと綺麗な声で皆さんの来埃を祝福してくれる事でしょう。