遺跡 2017.03.27

カイロからこんにちは!!!

前回、カルナック神殿を紹介しましたが、

今回は同じくルクソールにあるもう一つの代表的な神殿のルクソール神殿をご紹介します!!

ルクソール神殿でも目を見張る物は、

やはり、巨大な柱と巨像です。

第一塔門とオベリスクの写真です。

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元々はこの神殿は何世紀にも渡り堆積した廃物により、現在のような形を留めておりませんでした。

発掘前のその堆積物の高さは15メートルとも言われています。

フランス人のガストン・マスペロという考古学者により、

1884年に散発的な発掘が開始されました。

その発掘は1960年頃まで続き、現在の形に至りました。

堆積土の多さから、それだけ時間が掛かるのも納得がいきます。

ちなみに、このガストン教授は考古庁最高責任者を務めた人物でもあります。

先代はエジプト考古学博物館建設を指導した、オギュエス・マリエットです。

そして、ガストンはマリエットに次いで2代目の考古学博物館官庁を務めた人物でもあります。

修復により、観光地化されてきた側面を持つこの神殿ですが、

やはり、足を踏み入れるとタイムスリップしたような感覚に囚われます。

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有名なスフィンクス参堂です。

日本で言う鳥居のような神聖さがあります。

ピラミッドとは違い、360度、全方位遺跡です。

しばしば、ピラミッド特番などで、『どのように巨石を運んだのか!?』といったトピックがありますが、

この神殿にある巨像は、ピラミッドの一つ一つの巨石より遥かに勝る堆積、重量があります。

古代人恐るべしです。

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この、神殿は古代とイスラムが融合した場所でもあります。

遺跡内部には、モスクがあるからです。

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ガーマ・アブー・エル・ハッガーグ

このように、それぞれの別の時代が一つに融合している観光地はルクソールだけではなく、

中エジプトのコプト教が多く住む都市にも見受けられます。

古代の岩窟神殿を教会にリノベートしていたりします。

そこには、時代や宗教だけで区別できない美しさがあります。

それが『エジプトの魅力』なのではないでしょうか。

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