アレキサンドリア
2017.06.12
カイロからこんにちは!!!
今回はアレキサンドリアにあるお墓をご紹介いたします。
カタコンベとは地下にあるお墓のことを意味する言葉です。
残念ながら、内部の写真は撮れないので写真は地上部だけになりますが、とても内部は見ごたえのある作りになっております。
地上にも石棺や出土したと思われる様々な遺物が置かれています。
下の写真は日時計です。
地下にある墓地なので、地上とは違い湿気や薄暗さが訪れる皆様を別世界へと誘ってくれます。
元々は貴族階級の為に作られた地下墓所でしたが、3世紀以降は一般の共同墓地となりました。
そのため地下は広く、階段の下には休憩所もあります。
内部の大きさもさることながら、施されている装飾や美術にも目を奪われます。
ローマ時代美術とファラオ的な美術が合わさった壁画や像はとても見ごたえがあります。
メデューサと古代エジプトの神が共に存在しています。
エジプトの様々な時代変遷を経た歴史は各地に重層的な観光地を作り出します。