宗教文化現地情報 2018.03.15

皆さん　こんにちは！

本日のカイロは

最高気温23℃

最低気温13℃となっており、過ごしやすい天気です。

今日はヒジャーブについて書きます。

ヒジャーブ(حجاب)とはアラビア語で覆うものを意味し、女性が頭にかぶるスカーフのことです。エジプト方言ではヘガーブと言ったりします。

このヒジャーブですが、イスラムではない人から見ると、無理やりかぶらされているのではないかと思われることがあります。しかし、実際は聖クルアーンにもヒジャーブに関する記述があり、ムスリムである彼女たちは自ら好んで着用しています。イスラム圏では、カラフルな色のヒジャーブが禁止されていたり、国によっては法律で着用義務がある地域があります。しかし、エジプトではそんなことはなく、街には色とりどりのヒジャーブを見かけます。

また、ヒジャーブの巻き方にもいくつか種類があり、女性たちは服装に合わせヒジャーブを選んだり、巻き方を工夫したり、おしゃれを楽しんでいるのです。エジプトではムスリムであってもヒジャーブを着用しない人もいます。日本では見かけることが少ないヒジャーブ姿ですが、決して強制的に着用しているのではない、服装の一部だという考え方で見ると、イスラムに対する理解も深まっていくのではないかと思います。

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