皆さん こんにちは!
以前、Children's Center for Civilization and Creativity(子供の文明創造センター)についてブログで紹介しました。
このセンターにある子供博物館の魅力を紹介しましたが、博物館には古代エジプトコーナーの他にもう一つエジプト農業のコーナーがありました。
そのエジプト農業のコーナーについて、紹介します。
↓まず映像にて、ナイル川の歴史が映し出され、ナイル川の氾濫について説明があります。エジプト農業の発展にはナイル川はかかせないものでした。
↓映像室から出て、模型を使ってナイル川の構成について説明してくれます。水も流れています。
ヴィクトリア湖を源流とし、エジプトに着くまでナイル川は9つの国に渡って流れています。
そのナイル川の水をどうやって農業に使っていったか、水の汲み取りの仕方の歴史についても説明があります。
↓初めは、水車で汲み上げられ灌漑に使われました。
↓現在は、機械を用いた回転式のスクリューで水が汲み上げられます。
↓ナイル川から得た水を使い農作物がどのように育っていくのか映像で見て、麦のオブジェで刈り取り体験もできます。
↓作った農作物で、人々がどのように暮らしていたのか説明してくれます。麦は小麦粉にし、アエーシといわれる平たいパンにし、かまどでやきます。アエーシは現在でもエジプト人の主食です。
ナイル川での生活にちなんで、お魚つり体験コーナーや、アスワンハイダムができてから水没危機にあったイシス(フィラエ)神殿の神殿組み立て体験コーナーもあり、とてもおもしろいです。
映像もあり、体験コーナーもあり、ガイドの説明(アラビア語か英語のみ)もあり、大人でも楽しめるものでした。