今日はコロラド野生生物保護区に位置するLINDA VISAT(リンダビスタ)という
村の紹介です。
あまり聞きなれない地名かもしれませんが、村の入り口にはなんと日本の国旗が、
そして、日本の国旗の上には、JICAのロゴがあります。
ここはJICAの協力のもと、農村ツーリズムの可能性を模索している村です。
首都サンホセからも約2時間半とアクセスもよく、日帰りでの観光も可能です。
日帰りの場合、農村観光とジャングルの探索、そしてコロラド川のボートツアーが
行われます。
まだまだ観光客が少なく、ジャングルも人間がほとんど訪れていないため、
手付かずの自然が残されています。
バクの足跡発見!しかも歩きたてのほやほや。
足跡をついていくと、深い森の中に向かっていたため、見ることはできませんでした。
また、ここはカエルの宝庫。カエルといえば、『サラピキ』というところが有名ですが、
ここはカエルの数が本当にすごい。
こんなに簡単にカエルを見られるところは、そうそうないかもしれません。
イチゴヤドクガエル。
イチゴヤドクガエルと言えば、青い足が特徴ですが、
(英語でBlue Jeans Dart Frogというくらい)、ここのイチゴヤドクガエルは
ジーパンをはいていません。標高がその特徴を変えるようです。
マダラヤドクガエル。とくにかくこのカエルを見かけました。
森の往復で、恐らく50匹くらい見かけました。
普通にはなかなか見れないと思っていたものが、そこら中にうようよ。
サベッジ・フォーム・フロッグ(Savage's Foam Frog)
このカエルだけは、土や木の葉と同化しているため、あまり見つけられませんでした。
(みつけても、同化しすぎてて写真のフォーカスがなかなか合いません…)
また、カエルの他にも多くの爬虫類が生息しています。
スレンダーアノール(Slender Anole)
アノールトカゲ属の一種。
セントラルアメリカ ウィップテイル(Central America Whiptail)
美しいブルーの尾が特徴です。
他にも多くの生物が生息しており、森の中から野鳥の鳴き声が聞こえてきます。
特に、絶滅危惧種のヒワコンゴウインコもよく見かけるそうです。
この日は残念ながら見ることはできませんでした…
また、森にはピューマの生息も確認されています。夜行性、且つ警戒心が
強いので日中見ることはできませんが、わくわくしますね。
森の散策が終わると昼食です。
昼食はとておいしいのですが、やっぱり薪で調理したからなのですかね。
いや、薪で調理したことに加えて、村で取れた完全オーガニックの野菜が
使われていることもあります。
畑の周りにはハーブが植えられているのですが、ハーブは虫除けになるそうです。
コスタリカが掲げるものは持続可能な観光です。通常、野生保護区と
人間の居住地区は分けられています。
このリンダビスタは、野生生物保護区にありながら、人間が自然と共生する、
コスタリカの中でも希少なコミュニティです。
こちらは村のみなさまです。
本当に素朴な村で、住民も暖かく、コスタリカっていい国だな、と思うところでした。
普通の観光とはちょっと違う、そんなリンダビスタを訪れてみませんか?
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