2016.04.03

今日はコロラド野生生物保護区に位置するLINDA VISAT(リンダビスタ)という
村の紹介です。

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あまり聞きなれない地名かもしれませんが、村の入り口にはなんと日本の国旗が、
そして、日本の国旗の上には、JICAのロゴがあります。
ここはJICAの協力のもと、農村ツーリズムの可能性を模索している村です。
首都サンホセからも約2時間半とアクセスもよく、日帰りでの観光も可能です。

日帰りの場合、農村観光とジャングルの探索、そしてコロラド川のボートツアーが
行われます。

まだまだ観光客が少なく、ジャングルも人間がほとんど訪れていないため、
手付かずの自然が残されています。

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こんな森を歩いていくと…

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バクの足跡発見!しかも歩きたてのほやほや。
足跡をついていくと、深い森の中に向かっていたため、見ることはできませんでした。

また、ここはカエルの宝庫。カエルといえば、『サラピキ』というところが有名ですが、
ここはカエルの数が本当にすごい。
こんなに簡単にカエルを見られるところは、そうそうないかもしれません。

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イチゴヤドクガエル。
イチゴヤドクガエルと言えば、青い足が特徴ですが、
(英語でBlue Jeans Dart Frogというくらい)、ここのイチゴヤドクガエルは
ジーパンをはいていません。標高がその特徴を変えるようです。

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マダラヤドクガエル。とくにかくこのカエルを見かけました。
森の往復で、恐らく50匹くらい見かけました。
普通にはなかなか見れないと思っていたものが、そこら中にうようよ。

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サベッジ・フォーム・フロッグ(Savage's Foam Frog)

このカエルだけは、土や木の葉と同化しているため、あまり見つけられませんでした。
(みつけても、同化しすぎてて写真のフォーカスがなかなか合いません…)

また、カエルの他にも多くの爬虫類が生息しています。

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スレンダーアノール(Slender Anole)
アノールトカゲ属の一種。

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セントラルアメリカ ウィップテイル(Central America Whiptail)
美しいブルーの尾が特徴です。

他にも多くの生物が生息しており、森の中から野鳥の鳴き声が聞こえてきます。
特に、絶滅危惧種のヒワコンゴウインコもよく見かけるそうです。
この日は残念ながら見ることはできませんでした…
また、森にはピューマの生息も確認されています。夜行性、且つ警戒心が
強いので日中見ることはできませんが、わくわくしますね。

森の散策が終わると昼食です。

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昼食はとておいしいのですが、やっぱり薪で調理したからなのですかね。

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いや、薪で調理したことに加えて、村で取れた完全オーガニックの野菜が
使われていることもあります。

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畑の周りにはハーブが植えられているのですが、ハーブは虫除けになるそうです。

コスタリカが掲げるものは持続可能な観光です。通常、野生保護区と
人間の居住地区は分けられています。
このリンダビスタは、野生生物保護区にありながら、人間が自然と共生する、
コスタリカの中でも希少なコミュニティです。

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こちらは村のみなさまです。
本当に素朴な村で、住民も暖かく、コスタリカっていい国だな、と思うところでした。

普通の観光とはちょっと違う、そんなリンダビスタを訪れてみませんか?

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