¡Hola!
今回はサンホセ市内観光してみたらのpart2ということで、以前紹介したサンホセ市内観光の続きです!以前は国立劇場を紹介しましたが、今回はもう一つの黄金博物館について紹介していきたいと思います。
「黄金」と聞いただけでニヤニヤしちゃいそうですね~名前通り、キラキラしたものがたくさんありました(笑)
黄金博物館とは
黄金博物館とは正式名称はコスタリカ中央銀行博物館といい、名前にもあるように銀行が運営している博物館になります。国立劇場同様サンホセ市内文化広場のところにあるのですが、地下にあるという珍しい作りになっているので通る場所によっては少し見つけにくいかもしれないです...
私は今回地下2階と3階の5世紀から16世紀にかけての金の装飾品と、かつて使われていた土器の展示を見学してきました。博物館内ではフラッシュをたかなければ写真撮影が可能です。
また、実際に触れることのできる展示や、映像を使った展示、昔の人々の言語を聞くことができるコーナーなど、見るだけでなく触れたり聞いたりと様々な体験しながら楽しむことができるので子ども連れの家族にもおすすめです!スペイン語と英語の細かい説明の文章がありますので、これらを読むとより深く展示物について知ることができます。
金の装飾品は身に付けるアクセサリーのようなものと、動物をかたどった小さい置物のようなものが主に展示されていました。私がこれらの展示物の中で面白いなと思ったのは、動物の装飾品です。カエルや鳥、猫など様々な動物が金で作られていました。
特にカエルの装飾品が多いなという印象を受けました。カエルは農民にとって身近な存在だったようで、説明を見ると、カエルは死から守ってくれる存在で、嵐や天気が悪くなることを予測してくれるものだと信じられていたそうです。
日本などでもカエルは神様の使いとして信じられているのでコスタリカでも昔の人たちはカエルを神様に近い存在として大切にしていたのかもしれません。金の装飾品は権力を見せつけるためというよりも、悪い病気から自分の体の身代わりになって守ってくれるというお守り的な意識があったのかなと思いました。
土器のコーナーでは、土器のほかにも人の形をかたどった土偶のようなものが展示されていたのですが、日本の土器や土偶と見た目は非常に似ています。地球の反対側でも考えることは一緒なのかもしれませんね。
お土産コーナーもありますので、記念に黄金の装飾品のレプリカを買ってみてはいかがでしょうか?
上田
コスタリカ政府公認ガイド
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