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Ryokoです!

 

今回は、コスタリカ番外編、お隣の国のパナマについて取り上げます♪

 

 

パナマにあるクナ族自治区、サンプラス諸島

 

パナマの北東部、カリブ海沿岸からコロンビア国境にかけて、360以上の島々が散らばるサンブラス諸島には、5万人ほどのクナ族という先住民が住んでいます。

 

クナ族の歴史に語り継がれる大長老ネレ・カントーレの指揮により1925年パナマ政府から自治権を勝ち取った彼らは、何者からも干渉を受けず、360以上もの島々と本土側の細長い土地に住み、昔ながらの独特の文化や習慣、衣装、言語などを守りながら暮らしています。

 

 

伝統衣装『モラ』

 

ユニークな彼らの文化の中でも、特に有名なのが、女性が作る『モラ』という伝統衣装。
幾重にも重ねた布にアップリケや刺繍等の技巧を凝らして、様々な文様を描き出すモラのモチーフは多種多様。

 

カニ、エニ、カメ、漁業をする人など彼らにとって身近な素材ばかりではなく、聖書から題材を取ったもの、スポーツをする人、ヘリコプターや気球といった乗り物、架空の動物などその想像力の豊かさに驚かされることでしょう。

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色の鮮やかさも特徴的で、モラを着るクナ族は「太陽をまとった人々」と呼ばれています。

 

『モラ』とは正確にはサン・ブラス諸島に住むクナ族の女性の伝統衣装のブラウスの胸と背中部分のこと。モラの歴史は意外と浅く、100年位だといわれています。それ以前は男性も女性も上半身裸で、露出した肌に様々な色の装飾を描いていました。このボディペインティングが1枚の布の中に凝縮され、モラが誕生したのではないかと考えられています。

 

 

自然と共に暮らす

 

365島のうち実際に人が住んでいるのは40島余り。

 

家も漁に使う船も、生活に必要なものの多くは手作りで、ほとんどの島には電気もガスも水道もありません。
お料理や選択に必要な真水は、本土の川まで汲みに行きます。

 

また、彼らの大切な収入源となるココナッツの木を守るため、周囲の無人島も交代で管理しているのだそう。

 

そんな伝統的なクナ族の集落や、手付かずの自然が残る、サンブラスの美しい島々を
ぜひのぞいてみませんか!?

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カリブの宝石 と呼ばれるサンブラス諸島へ
パナマシティからの日帰りツアー!

 

 

Ryoko

 

 

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