2008.03.25

ブライスキャニオンは、最も色彩が豊かで、

パステル調の色彩が『やさしさ』を印象付けます。


前回のブログで、お伝えしましたが、

グランドサークルの中でも最も新しい地層帯に属し、
女性らしさと、若さを感じる美しさがあります。


『乙女の恥じらい』 

もしも、ブライスキャニオンに自意識があるとすれば、

きっと、恥ずかしくて消えてなくなりたい... (*^o^*)

という感情を持っているのではないでしょうか。


皆さんが目に触れるブードゥーと呼ばれる尖塔群は、

少し触るだけで崩れていきます。


雨や雪、落雷、風、などによって

今こうしている間にもどんどん侵食されています。


地球そのものが生きているし、成長したり、

後退したりたえず変化しているのでしょうが
ブライスキャニオンは、グランドサークルの国立公園の中でも、

最も侵食速度が速く、

グランドサークルの中でも

その存在価値が高いのでのではないでしょうか?


ブライスキャニオンは、その地盤がしっかりと盤石の状態に固まる前に、

1億年も早く、あまりにも地表に早く出現しすぎたのかもしれません。


成熟する前に、大人になる前に地表に出てきてしまったために、

環境に適応できず、苦しんでいるのかのも知れません。


このブライス国立公園の繊細なパステルカラーは、

かつてのさんご礁の名残です。


太陽の光が届く、温暖な浅瀬のみであったことを証明しています。
私にとっては、最も『守ってあげたい』景観です。

ブライス国立公園の中に、入ってサンライズからスタートしてみましょう。



サンセットポイントからのサンライズ




雲の位置によって微妙に太陽光線が変化します。

 



サンセットポイントからのサンライズ
サンライズは、サンセットポイントから鑑賞して、

朝日が、尖塔群のアンフィシアター(円形劇場)に
あたる情景が最も美しいですね。

サンライズポイントから朝日を見た場合に、

サンセットポイントの先端が邪魔になって、
尖塔群のアンフィシアター(円形劇場)の部分が見えません。
サンライズは、サンセットポイントからと逆に覚えておきましょう。

サンセット鑑賞後に、ナバホループに下っていけるのも

このサンセットポイントの魅力です。




朝日があたったブードゥーの尖塔群。


朝日があたった瞬間のアンフィシアター(円形劇場)景観。




アンフィシアター(円形劇場)の同じアングルで取った写真ですが、
太陽の位置で、景観の見え方がまったく違います。

ブライスキャニオンのアンフィシアターは、北西向き位置しているので、日中は、
太陽が南に来ると、陰になるので、早朝がベスト。


早起きしないとシャッターチャンスを逃しますよ。


BY:JIMMY


同じテーマ「」の記事

もっと見る →

    コメントを投稿

    

    HIS ラスベガス支店

    いいね!ラスベガス
    2024.05
    loading...