2008.06.02

グランドサークル 寄り道 コーラルピンクサンド デューンズ 編 

Coral Pink Sand Dunes (ピンクさんごの砂丘
名前を聞いただけで、ちょっと寄り道したくなりませんか?


グランドサークルのツアーとしては、

組み込まれていませんが、あまりにも魅力的で美しい
景観をもつ、ユタ州立公園ですので、紹介いたします。

ブライスキャニオンを出発して、

ハイウエイ89号線を、グランドキャニオン北壁にむかって南進します。

グランドキャニオン国立公園、ザイオン国立公園、

ブライスキャニオン国立公園の
中心地にカナブという小さな町があり、

このカナブ市に、コーラルピンクサンドデューンズがあります。

カナブの街に入る少し手前で、

一回だけ、コーラルピンクサンドデューンズの

サイン(小さな標識)がでてきます。


この一回の標識を見過ごすともう一切道しるべがありません。
くれぐれも、カナブの街に入る前の標識に注意を集中してください。

この標識が一回しか存在しないもの、

この美しい公園を世の中から遠ざけている原因かもしれません。

国立公園ではなく、ユタ州立公園であることから

あまり日本の皆様にはご紹介されていませんので
まったく知名度が低く、未知の存在でしょう!

ところが、この公園が、隠された秘境、秘宝 とも表現できる

美しいユタ州立公園なのです。

州立公園という印象から

規模の小さい、こじんまりした公園を想像されているでしょうが、
この公園の総面積は、3,730エーカー(東京都の約7倍)の

面積を有する堂々とした広大な公園です。


コーラルピンクサンドデューンズ、ユタ州立公園は、

コーラルピンクの砂丘地帯と周辺の
杉や松林の針葉樹林の森林地帯から構成されます。

とにかく、美しい公園ですので、

個人旅行で自由にご旅行される際には、是非立ち寄ってください。



ハイウエイ89号線を南下して、カナブの街の手前で、

右側にこのサインが登場します。
このサインは、本当に、一回しか登場しません。

くれぐれも注意してください。
          



美しい風紋が形成されています。
風の流れによって海の波のようにたえず変化していきます。
海岸の砂のようにさらさらで、少しの風でも影響を受け

刻々とその形を変えていきます。
砂がダンスしているようです。



ユニークな砂のフォーメーション。
硬い岩盤部分が残っています。
海岸線のような不思議な景観です。
          



この砂丘の景観が延々と続きます。




コーラルピンク 太陽光線の光の加減によって、

いろいろな色彩が表現されます。
日中は、強い太陽の日差しを受けて、オレンジオ色に見えることがあります。
日没間際の、太陽の光がやさしくなる瞬間に、ピンク色に変化していきます。
コーラルピンク この名前の由来は、

この地域がグランドサークルの一部に属し、
かつてこの大地も海底だったことを物語っています。

浅瀬の海だった太古の昔、美しいさんご礁が繁栄していました。
さんご礁は死滅しましたが、現在こうして、地層になり

また、美しい砂丘に変身して復活したようです。

  


大満足の山下マヌーさん。

世界各国の美しい景観を見てきた、

山下さんをして 『美しい』 と言わしめた想定外の
コーラルピンクサンドデューンズでした。


BY:JIMMY


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    • 投稿: hano -2008年6月 2日 (月) 18時22分

      ■こんにちは
      ここは穴場ですね。私も3月に行ってきましたが、空の青さとduneの赤さ、木々の色がとても綺麗で美しかったのを思い出しました。この中の小さな博物館ではアメリカのsand stoneが展示されていました。

    

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