アンテロープキャニオントライバルバーク
(ナバホ民族公園)をご紹介いたします。
アンテロープキャニオンは、アリゾナ州ペイジ近郊の
ナバホ族の土地に位置する渓谷です。
ロウアーキャニオンとアッパーキャニオンの
二つの渓谷に分かれます。
それぞれにユニークな特徴や特性があり、
同じ公園でありながら異質の観光を楽しめます。
アンテロープキャニオンは、
スロットキャニオン(幅の狭い渓谷)とよばれ、
最大幅でも数メートルしかない
細長い岩の隙間のような渓谷です。
地域的には、
巨大なレイクパウエル、コロラド川に注ぎ込む支流の一部です。
地質的には、
ナバホ砂岩層にあたり、このナバホ砂岩層が、
鉄砲水(洪水のよう威力のある)や
風勢の侵食によって形成されたものです。
地形的には、
このアンテロープキャニオンの付近が
ちょうどボトルネックのように急に狭くなっています。
上流から流れてきた鉄砲水は、このアンテロープ付近で勢いを増し、
急流となって渦を巻くほどになります。
ちょうど、洗濯機のように渦巻いた水が流れながら渓谷を進んで行き、
グラインダーで削り取ったように渓谷の壁面を彫刻していくのです。
アンテロープキャニオンを通り抜けると水は次第に勢いを失っていき、
巨大なレイクパウエルに流れ込んでいきます。
この渓谷も大自然が、何万年の歳月をかけて創り上げた
自然の大彫刻-芸術品です。
この渓谷に太陽の光があたり、
自然の彫刻品がライトアップされます。
大自然のオブジェを太陽の光が賞賛する一瞬があまりにも美しく、
この刹那的な美しい瞬間を撮影するために
多くの観光客や写真家がこのアンテロープキャニオンを訪れます。
ロウアーキャニオンとアッパーキャニオンを端的に
わかりやすく説明するには
この写真で、十分に表現できます。
階段を使って降りていく渓谷がロウアーキャニオンです。
この階段がなければ、ロウアーキャニオンの渓谷は散策できません。
ロウアーキャニオンの入り口風景。
アッパーキャニオンの入り口
移動用のジープで進んできてそのまま、キャニオン内に進入できます。
アッパーキャニオン入り口付近の全景。
アッパーキャニオンの渓谷内の様子。
この写真を見比べていただければ、
以下のアッパーキャニオンとロウアーキャニオンの特徴が
どう違うかご理解いただけると思います。
写真撮影もしやすく、移動も楽なアッパーキャニオンに
観光者は、多いようです。
ロウアーキャニオンのほうが、移動や写真撮影にも苦労を伴いますが、
探検、散策するというアドベンチャー感覚では、
ロウアーキャニオンも捨てたものではありません。
BY:JIMMY
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投稿: えみ -2009年5月18日 (月) 01時43分
■豚インフル・・・
6月頭にベガスに行こうと思ってますが豚インフルエンザはベガスでもかかった人増えたって聞きましたが、実際どんな感じですか??? -
投稿: his-lasvegas -2009年5月27日 (水) 00時38分
■Re:豚インフル・・・
ラスベガスの現状は至って普通で、公共機関も観光地も全てが通常通りです。現地の情報としては4/29、5/2、5/6、5/8、5/15にそれぞれブログで配信しておりますので、参考にしてみてくださいませ。日本の報道と異なり、こちらのメディアは何処で何人感染疑いアリ、などの常時報道は一切しておらず、又、知事による「学校を含む公共機関の閉鎖はしない」との発表も出ている事から、日常生活に支障をきたす事もありません。お客様からは、「日本と違って落ち着いているのでビックリしている」という声を多々頂いています