砂漠の中のオアシスのような街のラスベガスでは水がとても重要なので

水を無駄にしないよう色々な規制が設けられているんです。


そこで、ラスベガスの水について、ご紹介します。



そもそも、川もない、海もない、ラスベガス。

生活用水はどこからきているのか・・・



それは、グランドキャニオンの谷底を流れる、

あのコロラド川からの水が90%なんです。


H.I.S. ラスベガス支店便り

・・・正確には、コロラド川が流れてきて

国立公園の管理下にある人造湖ミード湖にはいり

そこから水を引いている、という事になります。


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残りの10%は地下水を使っています。



が、雨や雪が少ない時期が続き、ラスベガスの人口も増え、

今ではレイクミードの水位もこんなに下がってしまってます。

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数年前まで、この白い所まで水がありましたが、

今はこんなに減っています。


・・・これは、確かに水を無駄にはできない・・・と思うこと必須。。。




その為、各家庭には、水道局からこんなカードが送られてきます。

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各エリア毎にグループ分けし、

それぞれのエリアでスプリンクラーが使える日を設定する、というもの。

このカードには個別に色々説明書きがあり

使える日であっても、時間が別途設定されています。


たとえば、夏は午後11時~夜7時までは水遣り禁止!、など。

・・・日中は水を撒いた先から、蒸発しちゃうので

気温の低い朝晩どちらかで、という事。


適度に植物も枯れないけど、大量に水を上げすぎることない、

効率的な設定がされているわけです。




水道局のウェブサイトでは

「罰金の対象になる家(人)を見かけたら通報してください!」

と呼びかけており

通報されると、水道局の係員がやってきて罰金を取られてしまいます。



この水道局係員は、ウォーターポリス、というあだ名が付いています。

まぁ、常識的に水を使っていれば、取り締まられる事はありませんが。



それ以外にも、「デザートランドスケープ」と呼ばれる

芝生ではなく、石畳を利用した庭が推奨されています。

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人の多いストリップ通りなんかでも

目には入るけど、直接行かないような所では

上手く人工芝をつかったりして、水の節約に一役買っています。


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ストリップ中央分離帯エリアは、実は人工芝。




このまま水不足が続くと、住宅規制が入る、という噂もあります。

快適な暮らしが出来るよう、無駄遣いをしないよう

水を大切に暮らしていく事が大切ですね。


BY:AY

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