2010.06.22

キャニオンディシャイ国立公園は、

とにかく、国立公園の管理下になりながら
ネイティブアメリカンが実際に生活を営んでいる

非常にユニークな国立公園なのです。


随所に、ネイティブアメリカンの遺跡や象徴的な名称が残っています。
理由は確認しませんでしたが、入場料を徴収されません。
入場料が無料なのです。


ビジターセンターに立ち寄って、寄付金を受け付ける募金箱が

正面入り口の左側に設置されています。


ビジターセンターでは、キャノンディシェイの

全体地図、天候、車両進入禁止区域などの
説明を受けることができますので、

かならず、立ち寄って、効率よく観光できるように確認して下さい。
国立公園の運営に是非援助をお願いいたします。
募金にご協力お願いいたします。


H.I.S. ラスベガス支店便り

小さなビジターセンターですが、

ネイティブアメリカンの生活や習慣、歴史などを
学ぶことができる資料が充実しています。


このビジターセンターに立ち寄らなければ、

公園の全体地図などを取得することができません。 



キャニオンディシェイのシーニックルートは、

ビジターセンターを要として、サウスリムとノースリム
わかれてV字型のルートになっています。



南北にそれぞれ、約25km ほど

V字型に伸びているルートです。
かならず、ビジターセンターに立ち寄って、

情報と資料を入手してから出発してください。


残念ながら今回は、時間がなく南側だけしか

散策することができませんでした。



ネイティブアメリカンの先住民が実際に使用していた

土器や陶器がたくさん出土しています。

H.I.S. ラスベガス支店便り


実用面だけでなく、陶器の表面に、

絵付けされたデザインも美しく情緒があります。
部族によってそれぞれ違うデザインが採用されているようで、

独自の文化が継承されているようです。


ビジターセンター内の女性のパークレンジャー。

H.I.S. ラスベガス支店便り

国立公園内の注意事項、見所、歴史、気候などについて、

丁寧に説明してくれました。
おそらく、ネイティブアメリカンの先祖に持つ方だと思われます。
ラスベガスから車で来たことを伝えると、

『遠くからこの渓谷まで、よくたずねてくれましたね。』と
快く笑顔で歓迎してくれました。


H.I.S. ラスベガス支店便り


サウスリムのルートでは、ホワイトハウスと

このスパイダーロックがお勧めの絶景ポイントです。


生憎のお天気で、断続的にみぞれ交じりの雨が降り続け、

スパイダーロックでは、良い写真を

ご紹介することができませんでした。


H.I.S. ラスベガス支店便り


このスパイダーロックの展望台は、標高が海抜2,094mと

グランドキャニオンのサウスリム並みです。
ホワイハウスに移動する頃には、良い天気になったのですが、

ここスパイダーロックで、1時間粘りましたが
残念!、晴れ間を見ることができませんでした。
スパイダーロック(高さ244m)は、

この渓谷に暮らすナバホ族の人々の『聖なる岩です。』
神聖な場所なのです。



その雰囲気は、十分に伝わってきました。


H.I.S. ラスベガス支店便り
  
キャニオン・ディ・シェイ国立公園は、

決して、その傾向の全長が最長ではなく、

その渓谷の深さが最高でもなく、
また、その渓谷の幅が、最大でもないのですが、

この地に2,000年以上前からネイティブアメリカンの先祖
アナザジ族が生活するようになった理由が、

わかるような気持ちがします。



この渓谷は美しく、渓谷の谷底を流れる小川の周辺は、

緑豊かで、またこの渓谷の絶壁があたかも城壁のように
外的から身を守るように自然の要塞となっており、

この美しい渓谷の地理的要素がすべてにおいて、
最適だったのでしょう!


美しい景観と、ネイティブアメリカンの文化・歴史が

コラボレーションした、ユニークな国立公園、
キャニオン・ディ・シェイ【岩の渓谷】 


是非、次のディスティネーションにリストしておいてください。


BY:JIMMY

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