ラスベガスから約30分ぐらいのところにある
『パイオニア・サルーン』という場所へ初めて訪れてみました。
古い酒場がポツンとあるだけの、人気のないゴーストタウンです。
私達だけと思いきや、
なんと5・6名の年配の観光客がいらっしゃいました。
こんなところに、なぜ?と思いますが、
実はここは『風邪と共に去りぬ』で有名な
クラーク・ゲーブルの奥さんが亡くなった
飛行機事故の跡地で有名なのだそうです。
雨が降っていたので、すこし不気味ですが。。。
実は、あまり興味はなかったのですが、
後日この飛行機事故について調べたところ、
大変興味深い逸話がありました。
クラーク・ゲーブルは4回も結婚していますが、
この事故で亡くなったキャロル・ロンバートは
彼が最も愛していた女性と言われています。
ちょうど『風と共に去りぬ』で大成功を収めた後、
ゲーブルはこの女性と結婚し、幸せの絶頂にあったそうです。
そんな中、突然の飛行機事故によって彼女を失ってしまいます。
ゲーブルは絶望の余り、一時引退を表明し、
アメリカ空軍に従軍したほどです。
キャロル・ロンバートの面影を追い求め、
後に彼女に似ている女優と再婚しています。。。
ビリヤードの部屋には当時の新聞、
『風と共に去りぬ』のポスターなどがあり
乗客リストの中から彼女の名前を見つけることが出来ます。
当時の様子をちょっとだけ垣間見る事ができます。
ここで、ゲーブルは妻の消息に関する知らせを待ったと言われています。
こちら渋いお方がクラーク・ゲーブルです。
彼の人生は映画以上にドラマチックですね。
ラスベガスからI-15をPRIMM(ファッションショーアウトレット)方向へ。
EXIT12を右折し、グッド・スプリングス方向へ
約11KM進むとパイオニアサルーンが見えてきます。
映画好きの方、アウト・オブ・タウンの雰囲気が好きな方には
意外と興味深い観光スポットです。
BY:MK