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１０月上旬、ザイオン国立公園に行ってきました。
この国立公園を訪れるのには、気候的に最良の季節だと思います。

初秋のザイオン国立公園は、

美しい黄葉を見ることが出来る国立公園のひとつです。

バージンリバーのほとりに、コットンウッドの大木が

並木道のように並んでいて、

このコットンウッドが黄葉するので、この季節の見所です。

私が行った、１０月の上旬では、

まだ、残念ながら黄葉は始まっていませんでしたが、
少しずつ木々が変化している様子で秋の気配を感じることが出来ました。

パークレンジャーは、映画に登場していそうな趣です。
『Ｇｏｏｄ　Ｍｏｒｎｉｎｇ！　Ｅｎｊｏｙ　Ｚｉｏｎ　Ｎａｔｉｏｎａｌ　Ｐａｒｋ！』　

と声をかけてくれました。

さわやかな対応で、気分上々です。

ザイオン国立公園の内部は、すべて、天然ガスを燃料に利用した
無公害バスのシャトルで、移動します。

それぞれの観光ポイントへは、この無料のシャトルバスで移動します。
５分から１０分毎に運行されていて、とても便利です。
シャトルバス内には、エアーコンがありません。

窓を大きく開けて、自然の空気を取り入れてください。
各自自由に開閉できるようになっています。

バスの窓から見える、景観も額縁にザイオンの景色が切り取られたようで、
不思議と美しいものです。

国立公園内の交通渋滞緩和、動植物の保護、

大気汚染の軽減を目的に運行されており、

このシャトル利用により、大きな効果が認められており、
そのほかの国立公園でも、採用される計画です。

それぞれのバスの停留場には、必ず

自分たちの行きたい方向を示す掲示板があるので、

手持ちの地図と確認しながら、間違えないように乗車してください。

はじめの観光ポイントは、『Ｈｕｍａｎ　Ｈｉｓｔｏｒｙ　Ｍｕｓｅａｍ』です。

ザイオン国立公園内に生活した、人間の生活史が展示されています。
まずは、この地の先祖である、ネイティブアメリカンの生活史があり、

その後に入植してきたモルモン教徒の生活史などが、展示されています。

また、このポイントから見える、ウエストテンプルの景観は、

一見の価値がありますので博物館の観覧とあわせて、是非、立ち寄ってください。

ザイオン国立公園内のごみ箱です。

日本では分別するのは、当たり前ですが、アメリカでは、一部の地域を除いて、
ほとんど分別する習慣がありません。

ザイオン国立公園は、シャトルバスが通行しているルートは、

バージンリバーにとって渓谷の谷底を走っています。

そのため、グランドキャニオンとは違って、

谷底から見上げる景観がほとんどです。

このウエストテンプルも、標高が２，６５５ｍ　あり、

バージンリバーからの標高差は、約、６００ｍ　もあります。

東京スカイツリータワーと同じ高さです。

巨大な岩の壁、屏風のように聳え立つザイオンの景観、圧巻です。

つづく

ＢＹ：ＪＩ

秋のザイオンは、見所たっぷり！！

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