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次の観光ポイントは、『Ｔｅｍｐｌｅ　Ｏｆ　Ｓｉｎａｗａｖａ』

ザイオン国立公園の渓谷内を走るシャトルバスの終点です。

この、終点の停留場から、バージンリバー沿いに沿って

ハイキングできるリバーウォークと
バージンリバーのまさに川の中をハイキングできる

ナローズハイキングトレイルがあります。

ザイオン国立公園を訪れたら、このトレイルは、必須です。

刻々と移り変わる景観、川のせせらぎ、

四季折々の植物、動物たちとの出会い。

ザイオン国立公園の魅力が、

この二つのトレイルに凝縮されているといっても過言ではありません。

リバーウォークは、往復で、約１時間３０分の長いトレイルですが、

平坦で舗装されているので歩きやすく、子供でも、高齢者でも

ゆっくり楽しむことが出来るハイキングコースです。

『Ｔｅｍｐｌｅ　Ｏｆ　Ｓｉｎａｗａｖａ』　

シナワバ神殿とでも訳すのでしょうか。

ＺＩＯＮ　という意味も、聖書に記載されているように、

『神が宿る場所』を意味しています。

ザイオン国立公園には、さまざまな神様にまつわる地名が、

観光ポイントして命名されています。
それだけ、人間の感性を超えて、神秘的なのでしょう。

バージンリバーの川沿いに、

リバーウォークのハイキングトレイルがあります。

蛇行する川の流れ、大きく削られたザイオンの巨岩、

歩くたびに景観が変わってきます。

ハイキングコースの両側に、紫や黄色の美しく、

かわいい花々が並んで咲いています。

可憐な花々に、心が癒されます。

かわいい小動物、リスが、突然私の前に現れてきました。

人間が危害を加えないのをよく知っているようで、

まったく、逃げる様子がありません。
かなり近づいて、キュートな表情をアップで撮影に成功。

リバーウォークハイキングコースの様子。
このハイキングコースは、軽装でも十分です。

平坦で、歩きやすいコースですが、

距離が往復で、約５ｋｍくらいありますので、

飲み水はかならず、携帯してください。

途中に、水を補給する場所が、ありません。

ザイオン国立公園に生息する固有種の魚
写真が小さくてわかりにくいと思いますが、

小さなめだかのような魚が写っています。

ザイオンに生息する、コイ科の、

小型種で、デイス　という種類のようです。

この美しいザイオンでも、バージンリバーに生活用水が流れ込んだり、

農業用の農薬が流れ込んで生態系を脅かす汚染が、

深刻な問題になっています。
種の保存、人間な重要な義務ですね。

バージンリバーの景観も川の幅や深さ、

落石によって出来た小さな滝など、
ハイキングの途中で、情緒を感じる、美しい景色に遭遇します。

同じ川でも色合いが違うし、

庭園のように整然とした景色などが、突然現れたりします。

リーバーウォークの行き当たりが、ナローズトレイルの始まりです。

リバーウォークの舗装されたトレイルが終了すると、

そこは、まさしく、バージンリバーそのものです。

ここから、川の中を散策する、長い、ナローズのトレールがスタートします。

川遊びをする程度であれば、装備にこだわる必要はありませんが

ナローズを本格的に散策したい場合は、
水の中でも滑らない、グリップ力のあるハイキングシューズ、

さらに、ストックが必須アイテムです。

川の中の石は、コケで滑りやすいし、

石の状態を、ストックで探るのも重要な役割です。
ナローズの終点まで、いくとなると、片道でも約６Ｋｍあるので

本格的なハイキングアイテムが必要です。

また、気象状況によって水量が急激に変化する場合もあり

危険を伴いますので、ナローズを散策する場合は、
事前に、ビジターセンターで、その日の状況、

天気予報などを確認してください。　

さらにつづく

ＢＹ：ＪＩ

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