ラスベガス近郊の街
2012.12.24
セドナから約1時間程南に行った場所にある小さい町、キャンプベルデ。近辺にワイナリーで有名なコットンウッド等があるものの、キャンプベルデ自身はまだまだ、田舎の小都市、といった趣で、なかなか観光に訪れる人も少ないかもしれませんが、実は結構見所のある町なのです。
というわけで、なかなか日の目を見る事もない、この小さい町のオススメスポットをご紹介します!
ここのウリは、
Out of Africa アウト・オブ・アフリカ
という、いわゆるサファリパーク的な動物園。
外から見る景色は、単なる砂漠。
えー、こんなところに動物がいるんかいな、という懐疑心で一杯ですが・・・
まずは、入場して、ジープツアーに参加してみました。
ジープに乗る前に、一人一つ、オレンジ色のクッキーのようなものを受け取ります。
これを、動物にあげる事が出来るのだそう!
ジープが出発して暫くすると・・・・
???
こんにちは!
キリンです!
もらったクッキーをあげてみます。。。
キリンは、唇が大きい、というのか、歯が奥にある、というのか
えさをあげても、かまれる心配が殆どないのだそう。
・・・とはいっても、ちょっとハラハラ。
クッキーがもらえる、とわかったキリンさん、
調子に乗って、車に入ってきました。
うわー!!
キリンに心を奪われて気がつかなかったものの
フトあたりを見回すと
シマウマやら鹿やら、いろんな動物達が辺り一面にいます。
いくつかの動物を見て、ジープツアーは完了。
その後は、シャトルバスにのって、色々な動物の小屋を自分で見て廻る、というのが、定番コース。
色々見ていると、ライオンが!!!
アリゾナ砂漠でたたずむシンバ。
(勝手に命名)
なんだか、シュールな光景ですが、妙にキマってます。
トラ、熊、ハイエナ、狼、ジャガー、などの猛獣系から
ボブキャットやプレーリードッグ、ナマケモノ、などの中型動物まで
色々な種類がいるのです。
ここにいる動物達は、実は、閉園になってしまった動物園の動物や
虐待されていたペットなどを引き取る形で個人経営されているのだとか。
大掛かりな仕掛けもなければ、飾りも無い、質素な作りではあるものの
スタッフは、本当に動物好きなんだなー、という事がよくわかる
ほのぼのしたパークなので
家族連れなどの訪問はもちろんの事
カメラマンが多かったのも印象的でした。
しっかりと作りこまれた動物園とは違うものの
訪問前に、懐疑的な気持ちだったのがウソのように丸一日楽しめました
セドナに数泊する方、ちょっとワイルドな気分が恋しくなったら、是非、キャンプヴェルデまで足を伸ばしてみてはいかがでしょう??