ホテルAriaで開催されているシルクドソレイユの「ZARKANA」に行ってきました。
間際にチケットを購入したので、今回は後ろのほうの席でしたが、どこで見ても十分楽しめるように会場も設計されているので、ぜんぜん問題なかったです。
この「ZARKANA」はサーカス色の強い演出が魅力です。
特にザーカナでは、空中ブランコと空中回転のコンビネーションがお気に入り。
他のショーでやる空中ブランコは、妙に安心してみてられるんですが、なぜかこのショーでは、とってもスリリングに感じます。
残念ながら一人、空中ブランコからおちてしまいましたが、それだけ、他のショーよりも難易度の高い技をしてる…ってことなんでしょうね。
又、“人を乗せたまま、支えが無い梯子を上っていって、さらにその梯子を少しずつ動かす…”という、言葉では説明のし難いアクロバティックなものもあって、他のシルク・ド・ソレイユのショーではまだ観たことのないものものもたくさんありました。
アクロバティックなもの以外にも、芸術的な演出もたくさんあって、中でも砂をつかっていろいろな表現をするパフォーマンスは、不思議な世界感を上手く表現していて、とっても素晴らしかったです。
最近ちょっとメジャーになりつつある ”サンドアート”は、テレビでもたま~にやってたりしますが、それをシルク・ド・ソレイユで取り上げるとはちょっと意外でした。
”サンドアート”は、砂の上に絵を描いては消して、書いては消して…を繰り返してストーリーを物語っていくんですが、そのストーリーがザーカナの内容を上手く表現していて、幻想的な異空間を上手く演出していました。
又、ショウの中では舞台装置を使わずに直接映像で表現するものもたくさんあって、中でも大蛇が ”うようよ”、”にょろにょろ” と何匹も映し出すものが、かなり強烈でした。
映像とわかっているのに、本当の蛇そっくりで、さらに実際の演技に合わせてうようよ動くので、
蛇が苦手な人にはちょっときついかも知れません。
他にも目玉が”うようよ”とか、結構強烈な映像とかもありますが、最後はすがすがしくて良かったです。
実はソフトオープニングのときにも見ているんですが、そのときは最初から最後までグロテスクな映像が多くて、ショーを観終わった後も、結構どよーんとした気分になりました。
でも、内容がずいぶんといい方向に変わったみたいで、よかったです。
ショーが終わった後、併設しているシルク・ド・ソレイユのグッズ売り場に行ってみました。
日本ではグッズ売り場がとっても混雑するそうですが、ここではさほど混んでいませんので、ゆっくり観て回ることが出来ます。
グッズ売り場では、販売だけでなく、ショウで使われる衣装なんかも展示されているので、ショーの後は立ち寄る価値ありです。
今回は、赤い薔薇のプリントが気に入って、スカーフ($16)とキャップ($19)をご購入。
そのほかにも、パンフレット、バッグ、カップ、キーホルダーのセット($30)を購入しました。
昨年、11月にスタートした「ZARKANA」
異次元の世界へ連れて行ってくれるシルク・ド・ソレイユのショーは、いつ観ても大満足です。
BY:み