4月4日にモンテカルロホテルとニューヨークニューヨークホテルの間に、
新しいラスベガスのランドマークが登場しました。
その名も、The Park(ザ・パーク)。
観覧車のあるLINQ(リンク)と比べられることの多いのですが、
共に、カジノが経営する、カジノではない屋外複合施設、です。
こちらのTheParkは、一番奥にT-Mobileアリーナを置き、ストリップからT-Mobileアリーナの間を、その名の通り「公園」にして、ベンチで休んだり、一杯飲んだり、屋内外で楽しめるレストランを配置。LINQのようなショップはありません。
T-Mobileアリーナでコンサートやスポーツ観戦する前の時間帯に公園でゆっくりくつろいだりできるように作られています。
※ちなみに、Mobilって日本人にはつい「モバイル」って読みたくなるのですが、英語の発音は「モービル」。もし方向を聞いたりする場合、ティーモービル・アリーナ、と発音してくださいね。
一昔前のラスベガスは、とにかくカジノに囲い込みに全力を投じており、公園どころか客室でゆっくりさせる事すら妨害してた事を思うと、ストリップのど真ん中に、こんなゆったりエリアができるなんて・・・と、つい遠い目をしてしまいます。
ThePark内には200の木、3000の植物が植えられており、砂漠の中のオアシスな雰囲気。
びっくりするのは、この3000の植物たちが、すべて、地の植物だという事。
どこかの熱帯雨林から持ってきたエキゾチックなトロピカル・フラワー、ではなくて、アガベやユッカ、アカシアといったモハベ砂漠の植物なので、水の量も控えめでよいのだとか。
環境にもいいですね~。
この施設を造るにあたり、多くのリサイクル資源がつかわれており、エコ建造物・施設に与えられるLEEDゴールド認定、を受けています。
夏は暑いラスベガス。
少しでも涼しくすごせるように、方角も考えられ、ベンチは木陰になるように配備されてるのだとか。
まだ木も小さいですが、ぐんぐん成長すれば、この夏、または、来年の夏には、しっかり影を作ってくれそうです。
・・・といっても、、、木陰で涼めるほど、ヤワな暑さじゃないんですけどね・・・
一見・・・『進撃の巨人』に出てくる女型の巨人・・・?とも思えますが・・・
アーティスト、マルコ・コークレン作によるBliss Danceというアート・オブジェです。
このアート作品の背景を説明すると長くなってしまうので、割愛しますが、Bliss Danceにこめられた気持ちを、マルコ氏の言葉を借りて簡単に要約すると・・・
今の世界に不足しているもの・・・それは、女性のエネルギーとパワーへの尊敬と感謝の心。みんなにその心があれば、世界は女性にとって、安全で自由なものになる。
女性にとって良い社会は、もちろん、男性にとっても良い社会になるわけで、その時にこそ、世界は真の男女平等になるはずだと思ってる。Blissはそんな願いをこめて作ったんだ。
日中は無機質なグレーですが、日が落ちると、赤、青、紫、と照らされて、神秘的な姿に変わります。
T-Mobileアリーナでコンサートに行く方、、
仕事の後にTheParkで一杯やろっか、なんて時・・・
待ち合わせは、ココがベストですね。
「じゃ、来週の火曜、ブリスの前に7時ね~!」って感じで、
渋谷のハチ公並みに、待ち合わせに使ってみてはいかがでしょう?
さて・・・
ブリス とストリップの間は、レストランが続きます。
店員のパフォーマンスも楽しめる、エンタメ居酒屋(・・・というのか・・・日本人には微妙ですが)、SAKE ROK(サケ・ロック)。
入り口の写真も、一升瓶一気飲みしちゃってますけど(笑)
サケ、ク~ル!!って盛り上がる、アメリカン・ヤングの皆さんが好きそうな雰囲気です。
お隣は、CPKの愛称でもおなじみのカリフォルニア・ピザ・キッチン。
・・・以前、知人がこの店名をうまく言えず、カミカミで
「カリフォルニア・キザ・ピッチン」と呼んでた事を思い出しました。。。
この店、名前・・・長いもんね。。。これからは、短く、CPKでオッケー。
ちなみに、ここはカクテルの種類が豊富。
日本酒な気分じゃないし、ビールもいまいち・・なんて気分で、でも一杯飲みたい、、なんて方。
ピザを食べずとも、おつまみとカクテル・・・というのもアリですよ~。
そのお隣は、ビアハウス。
地ビールのブリューアリーではなく、数えられない程の種類のビールが勢ぞろい。
ビール党の皆様、ぜひこちらに。
この後、ワッフル・チキンのBruxieもオープンが控えています。
ホテルの喧騒から少し離れて、マッタリするのにベストなスポット!
是非行ってみてください~。
BY:AY