1年前、ラスベガス引っ越しに際しお部屋探しを始めた時に驚いたことが「ペット可」のアパートが多いことでした。それ以前に住んでいたホノルルは逆に「ペット不可」が当たり前な環境だったので、ラスベガスは意外にもペットフレンドリーな土地柄なのかなーなんて思っていたりします。
もちろんペットも生き物、人間と同じく怪我をしたり病気をしたりします。うちのコも少々体調不良の気配が見えたので、大事に至る前にと思い、先日かかりつけのお医者さんに診てもらいました。今回はそんなラスベガスの獣医さんの様子をお送りしたいと思います。
(ちなみに動物用とはいえ病院、本来は写真撮影禁止なのですが、今回特別に許可をいただいて撮影させていただきました)
獣医さんのことを英語でVeterinarian、略して「Vet」と呼びます
獣医さんの技術はもちろん、他のスタッフさんの対応や衛生面なども含めて「このVETなら信頼してお願いできる!」と決めたこちら。初めて来た時に「なぜAlohaという名前なの?」と聞いた所、病院オーナーさんがハワイ出身とのこと。ちなみにうちのコも私と一緒にホノルルから引っ越してきた生粋のハワイっ子。偶然の出会いです
朝8時のオープンと共に患者さんが来るわ来るわ…スタッフさん大忙し。でもちゃんと予約外の患者さんにも一人ひとり丁寧に対応しています。
ロビーの様子です。
年齢別、体型別のフードだけでなく、オーラルケアグッズも充実
コーヒーサーバーの上にも…
ペットケアグッズがしっかりディスプレイされています。
今日は忙しそうだから待つようかなーと思っていたのですが、予約をしていたのですぐに呼ばれて診察室へ。
病院は清潔感が命。ここはいつ来ても、どのお部屋でも綺麗に整頓されていてディスプレイも落ち着いた雰囲気。
壁のワンちゃんの絵が可愛い
さすがALOHA。ハワイのビーチの写真です。
そして、ワンちゃん用のおやつだけでなく、飼い主用おやつも!ハワイ名物Hawaiian Hostのチョコレート
壁には、今までの患者さんから寄せられたThank youレター。「こんなに元気になったよ!」という様子が目に見えて微笑ましい限りです。
まずは助手さんによる心音チェックと体重測定
その後、いつものドクターがやってきました。
診察台の上で滑って落ちたりしないように、タオルを敷いて全身くまなくチェック。
現在の体調不良の原因や対処法、暑さ対策など色々相談にのってもらいました。彼女の診察の丁寧さやアフターケアにはいつも感謝してます。
目の調子が悪かったので目薬を処方してもらい、最後に助手さんに目薬のさし方を教えてもらいました。
大きな問題がないことがわかりホッとしました(ご褒美のお土産までいただいてしまいました)
さて。無事診察も治療も終わったのでお会計です。
診察と目薬で$70…保険が効かない動物の治療費は高い…
しかし、これで元気に過ごしてくれて私も安心できると思えば安いもんですね。
最後になりましたがこの病院のカウンターの、エントランスを入ってすぐ目につくところには1つのキャンドルがあります。
このキャンドルに火が灯っているとき…それは誰かがここで悲しいお別れをしたときなのだそうです。
今日元気であっても、それが明日の元気の保証には繋がりません。いつ何時、何が起こるかわからないのが人生、一緒に過ごすことができる限られた時間の大切さ、そして命のありがたみを改めて考えさせられました。
「病院」と聞くとつい億劫になりがちですが健康第一!人間も動物も「ちょっとおかしいかな?」と思ったら早めの処置が大切です日本もラスベガスも夏に向けてどんどん暑くなってきてますが、体調管理をしっかりとして毎日元気に過ごしましょうね
りんりん