早いもので、もう12月ですね。
年末年始は、海外で過ごされる方も多いかと思います。
お正月にラスベガスへご旅行を予定されていらっしゃる方は、行き帰りの「乗り継ぎ」がご不安な方も多いのではないでしょうか。
さて今回は、デルタ航空を利用で、羽田発~ロサンゼルス乗り継ぎを経てラスベガスへお越しになられる方へ、乗り継ぎ方法をご紹介したいと思います。
それでは、羽田空港出発前から少しご紹介させて頂きます。
羽田空港国際線ターミナル、デルタ航空のサービスカウンターは、保安検査場を向かって左側の「K」です。
11月からは、アメリカ入国時のセキュリティーが厳しくなったとのことで、今回は、デルタ航空の職員による口頭での質問がありました。(以下、質問内容を抜粋)
①アメリカへの渡航の目的は?アメリカへ入国前に渡航した国の有無③アメリカにはどのくらい滞在するか?④アメリカにはどのくらい住んでいるのか?⑤アメリカ入国前に他の国へいったか?
これらの質問が終わると、以下パスポートの裏側にこのようなピンクのステッカーを貼っていました。この質問は、日本人に限らずアメリカに入国する全ての方が対象となるようです。
※2017年12月16日現在の情報で、デルタ航空のみ行われているそうですが、今後はアメリカに入国する航空会社で行われるそうです。
それから、デルタ航空のチェックインカウンターで荷物を預けます。そして、搭乗口ゲートへ移動。するとゲートでも、デルタ航空の職員5~6名が待ち受けており、再度、以下の質問がありました。
①知らない人から荷物を預かっていないか。②羽田空港国際線ターミナル内から外に出たか等など。。。
そして、いよいよアメリカへ出発です。
約9時間後、ロサンゼルス国際空港(LAX)に到着するとまず向かう場所は、入国審査場(U.S. Customs and Border Protection)です。一緒に乗ってきた乗客の皆さんが向かう場所ですので、人の流れと頭上の看板に沿ってお進み下さい。
そして、大きなアメリカの国旗が見えて、エスカレーターを下ると入国審査場です。
大まかには、入国審査場に向かって左側が日本のパスポート保持者(ビジター)、右側がアメリカ市民、グリーンカード保持者、カナダのパスポート保持者の専用ラインに分かれています。
入国審査場では、まずはキオスクで各自情報を入力します。
キオスクの画面には、言語を選ぶ項目が出てきますので、日本語を選択して下さい。その後、各質問に答えていくと、最後に一枚の紙が出てきますので、それを持って入国審査官へのラインへと進みます。こちらでは、指紋や顔の写真を取り、それが終わると晴れてアメリカ入国です。
その後は、羽田空港で預けた荷物を引き取ります。(羽田空港でお荷物を預けた全てのお客様がここで荷物を引き取ります。航空券を通しで手配されていらっしゃる方も、必ずこちらで荷物を引き取り下さい。)
荷物を受け取るターンテーブルは、お近くの電光掲示板でご確認下さい。この日は、バゲージクレーム3番でしたので、奥の方まで進みました。
次に、この預け荷物を持って税関審査です。係員に税関申告書の紙を渡します。アメリカへの持ち込みが禁止されているものや関税の範囲を超えているものに関しては、別室に呼ばれる可能性がありますので、ご注意下さい。
入国審査、税関検査が全て終了した後は、ラスベガスへ行く便に、荷物を再チェックインする必要がありますので、再度スーツケース等の荷物を預けます。
Connecting FlightsやThrough Passengers with Checked Bagsの看板に沿って、お進み下さい。
「Baggage Re-Check」という場所に来たら、ラスベガスまでのフライト便名、目的地を係員に告げて荷物をお預け下さい。バックに付いたバーコードをスキャンして、手続き終了です。
ここまできたら、ラスベガスまではあと少し!その後、ラスベガスへ行く国内線の便に乗り換えです。
今回は、「トムブラッドレイ国際線ターミナル」に到着しましたので、荷物を預けた場所近くの出入口を外に出て、デルタ航空が利用しているターミナル2,3に移動です。
※デルタ航空の国際線は、ターミナル2、3に到着する場合も御座いますので、必ず到着したターミナルをご確認下さい。今回「ターミナル3」に到着したと思いこんでおり、そのターミナルのコネクティングフライトの列に並んでいると、「ここはトムブラッドレイなので、ターミナル2,3とは繋がってないら、入れないよ!」と言われてしまいました。ご注意下さい。
さて、トムブラットレイの建物を出ると、左側方向にお進み頂くとターミナル2が見えてきます。隣同士のターミナルですが、大変広いですので、迷いながら5分ほど歩きました。。。
ご自身のフライトが何番ターミナルから出発するかを確認頂き、そのターミナルにある保安検査を通過して下さい。(今回のラスベガス行きは、ターミナル3からの出発でした)
※ターミナル2と3は、ターミナル内では繋がっておりませんので、移動が必要な場合は、専用のバスで移動が必要になります。
さて、無事に保安検査場を通過すると、あとは出発ゲートでラスベガス行きを待ちます。
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ラスベガスに到着しましたら、ターミナルの中央辺りに下に降りる大きなエスカレーターが数本ありますので、そちらより下に降りて下さい。下の写真にあるWelcome to Las Vegasのサインが目印です。
長いエスカレーターを降りると「ターミナル1」行きのトラムに乗って下さい。
デルタ航空は「ターミナル1」のバゲージクレームで、預けたお荷物を受け取ります。
50組の内1組のお客様は、ターミナル3へ行くトラムに誤って乗ってしまいますので、デルタ航空でラスベガスにお越しのお客様は、「ターミナル1」のトラムに乗って下さいね。
ラスベガスに無事に到着!
以上、羽田空港からラスベガスまでの乗り継ぎ方法でした。
来月1月は、ラスベガスでは大きなコンベンション「CES」が開催されますので、デルタ航空で日本からロサンゼルス経由でラスベガスへいらっしゃる方は、乗り継ぎにはご注意下さい。
最後になりますが、H.I.S.ラスベガスでは、早くも初夢フェアーを行っておりますので、オプショナルツアーは、こちらからお申込み下さい。
旅の参考までに!
HN-CHAN
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投稿: H.I.S.ラスベガス支店 -2019年5月14日 (火) 03時42分
>優先搭乗があるクラスを選択しようとは思っているのですが、その場合優先的にイミグレーション等を通過させてもらえるものでしょうか?
・優先搭乗=航空会社が独自に定めるもの(優先的に飛行機に乗れる、というだけ)
・イミグレーション=アメリカ政府の移民局、が管轄するもの航空会社と移民局には何の関係もなく、たとえ乗り継ぎ時間が迫ってても、移民局は配慮はしてくれません。
イミグレーションの混雑もありますが、飛行機の遅延は決して珍しくありません。
乗り継げなかった際は(例え旅行会社を通していても)ご自身で空港カウンターでの交渉が必要となります。その辺りが苦にならない方は最短時間でも問題無いのですが、不安な方は、十分な乗り継ぎ時間を確保する事をオススメしております。