飛行機のあれこれ
2018.01.29
最近、よくお客様からの問い合わせで・・・
「航空券を買ったけど、行きだけキャンセルして、帰りはそのまま使いたい」という問い合わせがあります。実はこれ、できないんです。
えっ?どうして?
航空券はもう往復で買ってあるんだから、往路は使わなくても、復路だけ使えるでしょ?と思う方が多いんです。
確かに、そうですよね…。
航空業界用語で、No Showという言葉があります。
これは、搭乗日当日になってもお客様が現れず、フライトに乗らなかったことを意味するのですが、No Showになると、航空券上の残りの全てのフライトがキャンセルになります。
どうして~?ひどい~、と思うかもしれませんが、
No Show、つまりフライトに乗らなかった→次の移動地点に向かわなかった→その先の移動も不要、とみなされてしまうんですね。
例えば、ラスベガスからLAまでの往復チケットを購入していたとして。
何らかの理由でラスベガス→LAは乗らなかった、つまり、この人はLAへ行かなかった、とみなされ、LAに来ていないのだから復路のLA→ラスベガスは不要=キャンセル、ということになります。
そう説明を受けると、なるほど・・・と思いますね。
最近は乗り遅れたり、フライトのキャンセル手続きや振替手続きは、アプリで可能になってきました。
アメリカに来る前に、ご利用になる航空会社のアプリを予めダウンロードしておくと便利です。
上記の各種手続きだけでなく、搭乗券もスマホで出てくるので、搭乗ゲートでピッとスマホの画面をかざすだけでOK。アメリカ国内線利用であればアプリを利用して映画が無料で見れますよ。(ちなみにこの映画、かなり面白かったです!)
以上、ちょっとした豆知識でした。
BY AK