日本以上に、クレジットカードが生活に浸透しているアメリカ。
クレジット=信用、の意味があり、クレジットカードは、単なる支払いだけの役割ではなく
『このクレジットカードを持ってる私は、社会的にも信用がありますよ』という証でもあります。
スタバでコーヒーを買う時も、スーパーでパンを買う時も、コンビニでガム1個買う時も、
クレジットカード支払いが珍しくないアメリカ。
カードを持っていない=持てない理由がある、と、個人としての信用はガタ落ちです。。
ここまでは、「へー、アメリカってそうなんだ・・・」と思うだけかもしれませんが
アメリカに旅行に来る際、日本在住の方にも、この常識が降り掛かってきます。
ホテルのチェックイン、レンタカーを借りる時・・・
例え予約が入っていても、全額事前に支払いをしていても
フロントデスクで
May I see your Credit Card? (クレジットカードを提示頂けますか?)
と聞かれるはず。
支払いは済んでるのに・・HISで予約してるよ・・、もう支払うもの無いでしょ!?
って思われる方もいるかもしれません。
が。
事前支払いで予約を済ませている場合、クレジットカードを提示するのは決済が目的ではなく
Incidental Deposit、つまり、ルームサービスなどお部屋の有料サービスを使う場合の決済や、お部屋の中の何かを壊してしまった場合の支払い保証として、「一時預かり」の形でカード番号を控えられるのです。
カード持ってこなかった・・・
不正使用が怖いから、カードを見せるのは嫌だ・・・
という場合
お部屋に入れてもらえません。
車を貸してもらえません。
そして、既に支払ってるお金は返ってきません。
最悪の場合、改めて別のホテルを探さなければなりませんが、現金Okなのは、モーテル系だけ。。
(モーテルでも現金NGな所もあります)
以前は、1日辺り$100~300位の現金払いで対応してくれるホテルやレンタカーもあり
何も問題がなければ、チェックアウト時に全額返金、だったのですが
最近はホテルの高級化や、煩雑な返金作業を軽減するためなど、色々な理由で
現金でのデポジットを受け付けてくれる所は、(少なくともラスベガスでは)殆どありません。
旅行の際、何が何でも必要なのは、パスポート。
そして、次に必要なのは、クレジットカード!
お忘れなく。。
BY:AY