少し前になりますが、ラスベガスから2時間半ほどの場所にある
「International Car Forest (車の森)」に行ってきました。
ここは、インスタ映えする場所として最近では特に人気があるということだったので、
デスバレーに行った際に、少し足を延ばしてみました。
ここ「車の森」は、80エーカーの土地(東京ドーム約7個分)
に40台の車が植えられている、、という不思議な場所です。
最初は、ここに移り住んだアーティストが、隠れた芸術の地を作るという目的の下に、
プロジェクトをスタート。
芸術家に発表の場を提供しているところは多いのですが、ここはあえてテーマを1つに絞り、
「自動車の墓標=車の森」としています。
現在では、少しずつ台数が増え、最終的には「多くの垂直の車が経っている場所」として
ギネスにも乗っている世界最大の「車の森」になりました。
ここは24時間いつでも入場可能なので、日中は青空とパノラマの大地に映えるアート、
夜は星空とライトアップしたアート、、が楽しめ、
素人の写真愛好家だけではなく、プロのカメラマンや、映像関係の人が、
この場所の写真やビデオを公開しています。
素人でも、こんな感じの印象的な写真が簡単に撮れます
実際に行ってみると、カメラマンと思われる人が、三脚片手にいろいろな写真を撮っていました。
ここは自由に触ることはもちろん、車によじ登ったりしてもOKなので、
そのカメラマンと思しき人は、車の一番てっぺんによじ登って瞑想したりもしていました。
この日は夕方だったこともあり、このカメラマン以外には私たちだけだったので、
いつもこんなに空いているのか、どうかわかりませんが、
おそらく周りに何もない場所なので、いつもこんな感じなのかもしれないです。
人口約200人という小さな町のすぐそばにあるのですが、
周りに大きな町もないので、ここを訪れるためには、わざわざ足を延ばす必要があり、
最初は「なぜこんなところにこんなものを作ったのか」全く理解できませんでした。
私が芸術音痴のせいかもしれないのですが、、。
でも、わざわざ足を延ばさないと見れない芸術、というものには希少価値があるようで、
インターネットなどで検索すると、実際に行った人の評価はかなり高いです。
私自身、話に聞いていた時と、実際に行ってみた後では、感じ方が全く変わりました。
とにかく写真映えする!というのはもちろんですが、
人の気配がほとんどないので、散策していてもなんだか清々しい、
神聖な気分に浸れる場所でした。
み