2020.12.02
先日、ザッポス創設者の「トニー・シェイ」氏がお亡くなりになりました。

コネチカット州の友人宅で火災に巻き込まれて、その後病院で帰らぬ人となったそうです。
46歳という若さで、且つ年齢もあまり変わらない、、という点でも、
私自身、とても大きなショックを受けました。
 
トニー・シェイ氏は、「Zappos.com」という靴を中心としたアパレル関連のインターネット通販の創設者で、ラスベガスの発展にとても貢献された人なのですが、全く偉ぶったところがなく、企業視察に行った際などは、一般社員に交じって仕事をされている姿を度々拝見したものです。

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このザッポスという会社は、企業としての取り組みが面白く、
度々、日本の企業様からの依頼で視察などを行ってきました。

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ザッポスは、まさに社員・顧客・社会から愛されている企業で、
「顧客に喜ばれれるサービスを提供するには、
まず社員が楽しんで仕事ができないといけない、、」という信念のもと、
社員に向けて様々なプログラムやベネフィットが用意されていました。
 
そのプログラムやベネフィットはとても風変わりなものが多く、
何度視察に同行しても、毎回「すごい!」とうならせてくれるものでした。
そういった企業の魅力はトニー・シェイ氏がトップであったからこそ成しえたものだったのではないでしょうか?
 
トニー・シェイ 氏のリーダーとしてのカリスマ性は企業にだけ向けられたものではなく、
ラスベガスにも大きく貢献してくれていました。
以前はヘンダーソンというラスベガスの近郊の町にあった本社を
衰退気味だったラスベガスのダウンタウンに移動させることで、
古く停滞していた街を活性化させるのにも、一役買っていました。

実際に、ザッポスが移動したおかげで2000人近い若者がダウンタウンで働くことになり、
おしゃれなレストランや、店舗がどんどんオープンしていき、
SNS映えするアートな道並みが増えていきました。

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ザッポスは求人の際、 履歴書の代わりに自己アピールをYOUTUBEにアップさせる、、と
いうやり方をとっていて、アーティスト気質の人が多く働いていました。
そういった点でも、ダウンタウンがおしゃれな街にどんどん発展していった要因であったと思います。
 
そんな トニー・シェイ 氏は、私たち世代にとってはまさにMR.ラスベガスで、
彼の訃報はとても衝撃的なものでした。

 
トニー・シェイ氏 のご冥福を心よりお祈り申し上げます
 
み 

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