サーモンフィッシングに再チャレンジ
前回はキングサーモンのググっという力強い引きを感じながらも
アザラシに3回も食い逃げされた僕
今回は絶対に大物を釣り上げてやるぞ!
と意気込んで2日目のサーモンフィッシングにチャレンジ

ガイドは安心の日本語対応の井上さん
サーモンとバンクーバーの海を知りつくした話術の妙
時どき出てくる江戸っ子のべらんめえ口調もたまりません
ノースバンクーバーのモスキートクリークを出発

船から下を見ると
げっ アザラシ
9月はまだまだ美味いサーモンが釣れるシーズン

ライオンズゲート橋を過ぎて大海原へ約30分のクルーズ
しかしこの日は特別に
餌は昨日釣ったサーモンの頭にチキンと小魚を詰めます
なんとも豪勢なデラックスホテルのバイキング朝食のようです
結果はサーモンフィッシング後のお楽しみ
バンクーバーらしい曇り空 波は穏やか
雑魚には用はないぜ と言いながらも
ピンクサーモンでもコーホーサーモンでも
何でもいいから釣れてほしい というのが本音
バンクーバーのサーモンフィッシングの醍醐味は
トローリング方式なので 海上で綺麗な景色を楽しみながら
気がつけばググっとした力強いあたりを誰でも体で感じられること
初心者の僕でもどんな大物がかかってるのか?
ドキドキしながらルアーをぐるぐるまわせば
このとおり

残念 キングサーモンの子供でした
ちなみにサーモン 60cm以上でないと持ち帰りはできません
なので 塩焼きにしてら美味そうだなと思いつつ泣く泣くリリース
釣りの極意は待つこと 90%は待ちと考えるべし
なので大海原から飛行機が飛ぶのを見たり
もちろんチラチラ釣り竿のチェックも怠らず

成田からの日本航空の到着時間 10:45
8時からのフィッシング開始から 約3時間が経過
香港からやってきたキャセイパシフィック航空

11:40 まだ竿は動かず
ソウルからやってきたコリアンエアー
12:10 ただただひたすら待つ
飛んでいる飛行機で時間が分かってしまうのは職業病?
カナダ国内線のウエストジェット航空が行ったり来たり
遠く地平線を眺めてしばし物思いにふけってみる

海は広いな 大きいな
とその時! 今までにないほどの強力な引き
コレはかなりの大物 相当デカイ!
伝説の巨大サーモン(勝手に想像)を追え!
予測不可能な動きと竿を伝ってビシビシくるこの躍動感
キングオブキングサーモンとの駆け引き
残り10分を切って突如やってきたこのあたり 相手にとって不足なし
3分を越える格闘の末
ブチっ
なんとぶっ太い糸を切って逃げていきました
ビリビリと手に残る幻の巨大サーモンの確かな痕跡
残念だけど 最後に味わえたこのスリリングなひと時
ダウンタウンからわずか20分程度のアドレラリン噴出体験
天気も良くなり 釣れなくてもクルーズ気分を満喫の帰り道
さて
ダンジャネスクラブは? とカゴを引っ張り上げてみると

結構入っていました
餌も綺麗さっぱりなくなっていましたが

規定のサイズより大きなものは残念ながら2匹のみ
この時期はすでに蟹専門の業者がごっそり捕獲済みなんだそうです
バンクーバーの海に乾杯 そして完敗
(_ _。)
ちなみに今日の晩ご飯はダンジャネスクラブと
悔しいからグランビルアイランドにサーモンを買いに行きます
H.I.S.バンクーバー支店 古賀