ここで、今回の完全試合の主役、フェリックス・ヘルナンデス投手について少し紹介しておきましょう。
1986年 4月8日生まれ 若干26歳
ベネズエラ出身のシアトルマリナーズのエースピッチャーです。
14歳の時点で、球速145Km を記録し、10年に1人の逸材として大リーグ各球団が注目。
16歳の契約解禁日を待って、自身の大ファンである、ガルシア投手の所属するマリナーズと契約。
2005年に、19歳の若さで初登板。
2010年 24歳 139日で、通算 1,000奪三振を達成、この記録は、大リーグで、史上3番目に早い達成記録です。
現在、直球の平均速度が、95マイル(152km)を越える投手は、大リーグの中でもヘルナンデス投手以外に、タイガースのジャスティン・バーランダー投手だけと言われており確固たる地位を確立している大投手です。
レフトスタンドに陣取った King’s Court というグループが、ヘルナンデス投手が、三振を取るたびに、K のプラカードを掲げて大声援を送ります。
7回表が終了。
ノーヒット、無得点が、スコアーボードにつながっています。
いよいよ緊張が高まってきました。
8回表が終了。
ますます、緊張感が球場全体を包んできました。
ファンの様子が変な空気に変わってきました。
みんな落ち着かない様子です。
でも、完全試合について語ろうとはしません。
じっと静観しているような雰囲気です。
ついに、9回表のタンパベイの攻撃、この回を抑えると、完全試合達成です。
マリナーズファン総立ち
スタンディングオベーションで、ヘルナンデス投手を迎えます。
緊張の一瞬、2アウトを取って最後のバッターを迎えます。
とうとう2ストライクまで追い込みました。
完全試合完成の瞬間。
このボールで、3振。
選手がヘルナンデス投手を祝福するために、マウンドに集まってきました。
ベンチからも選手が飛び出し、全員で祝福。
ファンと選手が一緒になって、この快挙を祝福しました。
長い大リーグの歴史の中でも、完全試合を達成できたのは、わずかに20回程度です。
まさかこの瞬間に自分が立ち会えるとは思いもよりませんでした。
初めてのシアトル訪問で、初めての、シアトル大リーグ観戦、そして初めて完全試合を観覧、初めてづくしでした。
イチロー、松井が見れなかったのは、残念ですが、大リーグも魅力は、尽きません。
大リーグ観戦ツアーは、面白い
大リーグ観戦は面白いね~
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