[スリランカの障害をもつ方々のために]

JICAスリランカツアー連載3日目。 

JICAツアー企画の野田です。

昨日に続きアヌラーダプラで活動する青年海外協力隊員のご紹介です!今回は障がい者支援活動を行う5名の隊員の方々です。


村落開発の三輪隊員、青少年活動の西谷隊員、理学療法士の小野隊員、ソーシャルワーカーの東田隊員、特別支援学校教諭の中島隊員。

隊員の皆さんは、行政の社会福祉省に配属され、業種の垣根を超えて連携しながら障がい者の社会的格差の是正や社会参加の促進のための活動(CBR活動)に従事しています。

スリランカでは、都市部と村落の間で大きな生活格差があります。更に障がいを負うことで、就労の困難(所得の格差)→社会サービスが受けられない(健康、教育、社会活動に影響)の悪循環から、格差が固定化する可能性があり、それらを是正するための取組みとして行われています。

隊員の皆さんは、青空教室の実施や巡回リハビリ、作業所などでの収入創出活動など幅広い活動を展開しています。

ここでは社会参加の場として多くの障がい当事者が集まり、(足拭きマットやほうき等の)製品づくりのノウハウを学んでいます。

こうした活動が障がい者の所得や技能の向上、仲間づくり、社会参加のきっかけとして発展してきているそう。

例えば、地方行政の行う活動やイベント、あるいは理事の一員に、障がい者が参加できる環境ができつつあるとのことです。
そして、他の地域においても作業所の取り組みを徐々に展開しています。

皆さんのやりがいを伺ったところ、「主人公は障がい当事者であり地域住民であるため、個人としてのやりがいを追い求めてはいません。しかし、地域にあるニーズや課題に対して、少しずつでも現地の人々とともに、あるいは現地の人々の力により状況が改善に向かっていると感じられるとき嬉しく思います」とのこと。

地域の方々の幸せを主眼を置いて活動する姿、素晴らしいですねnotes



ツアーでは4日目にCBR活動を訪問します。
★スリランカの未来のために活躍する青年海外協力隊を訪問
「JICA活動最前線!スリランカを知る6日間」
http://eco.his-j.com/volunteer/tour/JICA-CMB001

★TOUCH THE WORLD~もっと世界を感じよう~
http://eco.his-j.com/volunteer/



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    HISボランティア・スタディツアーデスク

    2024.11
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