2014.01.15
編集員の内田です。
今日は私が企画している「カンボジアの家族と家を建てよう8日間」のツアーを紹介したいと思います。
http://eco.his-j.com/volunteer/tour/TF-NRF0003
プロの建築家が建てればすぐにでも終わってしまう活動。なぜわざわざ素人の私達と現地の家族が一緒に家を建てるんだろう
一緒に企画を進めていて、実際にツアーに同行したこともある国際NGOハビタットジャパンの小倉さんに聞いてみました。
「それはやっぱり、対等な立場で一緒にやることこそが、自立支援だからです」
夏に同行して一番感じたのは「交流」という言葉でした。
参加者は15歳から38歳、住んでいる場所も関東から九州まで様々。活動中は「今の子は好きな子にSNSで告白とかするんでしょ?私の時は携帯もなかったから家に電話してお母さんが出たりして・・・」や「同い年だったら絶対友達になってないタイプだよね」という会話も。
そこにカンボジアの家族、現地スタッフも加わったものだからもう大変日本語、英語、クメール語が飛び交い、「見るもの、聞くものすべて新しくて刺激的で、日本に帰ってからの日常はなんか気が抜けたように感じます」と帰国後に語ってくれたメンバーもいました。
支援した家族は、村でも一番貧しい家族で、初めはその住環境にショックを受けることもありました。そんな中でも全員が「家族の役に立ちたい。いい活動にしたい」という気持ちをもって一丸となって動く気持ちのこもった活動になりました。
活動の魅力のひとつは、参加者も現地の家族も、普段だったら絶対関わらない人に出会い、自分の中の壁に気づき、それを乗り越えることだと思っています。
参加者は帰国後も同窓会を開催。「今でも寝る前にカンボジアの写真を見てます」という話を聞いてとても嬉しくなりました。
全く違う環境で育った様々な年代の参加者や現地の人々。
同じ時間を同じ場所で過ごせば、机上では見えないことも見える、私もそう思います。
(写真はお家の床を整える様子)
▼カンボジアの家族と家を建てよう8日間
http://eco.his-j.com/volunteer/tour/TF-NRF0003
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