ボランティア&スタディツアー旅ブログ​

GW真っただ中。

皆さん、どこかへ旅に出ていますか？

大型連休の方はヨーロッパやアメリカなんて方も。でもやっぱり社会人の私ならGWはリゾートに行きたいな。ハワイにグアムにバリ島。体を休めるにはもってこいですよね。

そんなリゾートのひとつに、セブ島があります。フィリピンにある一大リゾート地。

行ったことがある方もない方もセブ島と聞いてイメージするのはきれいなビーチ！じゃないですか？アジアの中でも抜群にきれいな海でダイビングの資格なんかも取りやすいと聞きます。

そしてそして優雅な高級ホテル～。

でも今日はそんなリゾート地セブ島の【裏側】をご紹介したいと思います。

フィリピンのセブシティから少し行ったところにあるカレタ地区。ここにはこんなにも楽しそうな子どもたちが。

うん。なんだかとっても楽しそう。ここまではどこの東南アジアでも見かける笑顔の眩しい子どもたち、そして遊ぶ様子ですね。

でも実は1つ異質なことがあるんです。それは彼女たちが今遊んでいる場所が

墓地　…　　だということ。

遊んでいるだけではなく、彼女たちはここで生活をしています。もともとは中国の富裕層が建てた墓地にいつの間にか貧困層の家族が住みつき、今では５００家庭ほどがそこで暮らしています。

棺は彼らにとって、テーブルであったり、椅子であったり、遊び場であったり。遺体をほかの墓地に移動し、石棺をベッドなどにして暮らしています。

フィリピンの最大の社会問題は【貧困】。そして【ストリートチルドレン】の存在。

リゾート地や語学留学先のメッカとして人気が出る一方で、国民の半分以上が貧困状態にあると言われます。所得の差は大きく、貧しい家庭に生まれた子供たちは学校にも行けず、5.6歳くらいになるとストリートチルドレンとして街にでます。

そんな彼女たちにとって、遊ぶことや勉強をすることよりも家族を手伝い道端で稼ぐことの方が重要。

車に乗って遠くへ行くこともありません。

でも1日くらい、素敵な体験をしてもらいたい。

…よし遠足に連れていこう！

もちろん墓地に住むこどもたちは遠足に行ったことなんて一度もありません。いつもモノ売りをしている場所と墓地の往復が基本。

はじめての大型バス。なんだかドキドキしちゃう。

セブ島は大きくわけてセブシティとマクタン島に分かれていて、子どもたちが暮らしているのはセブシティ、きれいなビーチやリゾート地があるのがマクタン島。

その間には橋がかかっていて、そこを越えて巻マクタン島へ行くことも子どもたちにとって初めてのこと。橋を越える瞬間はみんな大きな歓声をあげちゃうようです。

さてビーチに着いたら思いっきり遊ぼう！！セブ島にはこどもたちが安心して遊べるプールのようなビーチがあるんです！

日本では定番のスイカ割りだって初体験するよ！

おいしいね＾＾帰りは疲れてみんなバスで熟睡～

生きるために、ストリートチルドレンになる。ギリギリの生活の中家族みんなで墓地で暮らす。

私たちには理解しがたい現実がそこにはありますが、みんな懸命に生きています。

セブ島で子どもたちに出会ったらこの社会問題がじぶんごとに感じられるかも。

【8/19.26・9/2出発】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スラムを訪問しリゾート地の裏側にある社会問題を学ぶ
ストリートチルドレンを遠足へ！フィリピン・セブ島5日間

4日間・毎週金曜日発なら2名から参加可能！
NGOの貧困地域開発活動に参加
ストリートチルドレンと交流 フィリピン・セブ島ボランティア4日間