ボランティア&スタディツアー旅ブログ

テーマ：国内環境・生物多様性・復興社会人

2022.06.08

日本初の循環型オフグリッドハウスに滞在！

『オフグリッド』『アースシップ』という言葉をご存知ですか？

あまり聞きなじみのない言葉かもしれませんが、

オフグリッドとは、電線（=グリッド）をほどく（=オフ）

つまり電力会社の送電網につながっておらず、電力会社に頼らずに電力を自給自足している状態を指します。

この説明を聞くと、火を起こして使っていたり、冷蔵庫もドライヤーもない、なんて生活を思い浮かべてしまうかもしれません。

でも、そんなことないんです。電力会社に頼らない＝電気を使わない、ではありません！

さらにアースシップとは、簡単に言うと以下の4つの特徴を持った家のことを指します。
・風力や太陽光の自然エネルギーで電気を自給自足する（＝オフグリッド）
・生活用水を雨水でまかなう
・おもな建築資材として廃タイヤや空き缶、空き瓶をなど使っていている
・美しいデザイン性を兼ね備えている

そこで、環境に優しいアースシップを徳島でゲストハウスとして営んでいる『アースシップMIMA』の様子をご紹介します。

おしゃれな外観ですね。

486b50_9102aba6b7bd4638999c6726cea5 力は太陽光の自然エネルギーで自給自足していますが一般的な生活と同じように冷蔵庫も洗濯機も使うことができます。

Photo_2

リビングとベッドルームは半分土に埋まったような設計で、壁は”土を詰めた廃タイヤ”を積み重ねたものからできています。

タイヤと土にはすぐれた蓄熱と放熱効果があるので、年間を通して室温はほぼ21℃に保たれるそう。

Bashroom

飲料水や生活用水は雨水。

貯水槽にため何度もろ過してから、台所やお風呂、洗面所などで使用します。
Photo_3

生活排水の一部は室内菜園の根元を通るように設計され、植物へ。
そして最後は、水洗トイレの水として・・・
サンルームにある室内菜園ではアボカド、いちじく、ズッキーニ、きゅうり、ハーブなどが植えられています。

本当に自然の力だけで暮らすことができるのか？
冷蔵庫も洗濯機も使うけど、自然とともに生きる暮らし。
旅を通して「おしゃれで快適」と「地球に負荷をかけない」が両立した暮らしを体感してみましょう。

自然の力だけで暮らすことを体感する旅
日本初の循環型オフグリッドハウス
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