こんばんは!
ブータン担当ゆっきーです😍
そもそもブータンってどんな国?
というのをお写真たっぷりに紹介します!
実際ブータンツアーを企画し添乗員としてブータンを訪問したゆっきーより
下の3つのテーマでブータンの魅力をお伝えさせていただきます。
①なーんにもない。
②「人に会いに行く国」
③幸せの概念が広がった、幸せの国ブータン
では早速行ってみよー!!🙋
これ、悪い意味ではないです。ほめてます(笑)
ブータンに降り立って初めに私が思ったこと、「あ、空ってこんなに広かったんだなぁ」でした。
青くて広い空、美しい緑、ブータンを訪れて圧倒されたのはこの2つでした。
それ以外、あんまりなんにもありません。(笑)
もちろん首都のティンプーや空港のあるパロはお店もありますし、車もたくさん通っています。
観光名所だってあります。
でも、少し中心からはずれるとただただ美しい自然が続いています。
私も日々忙しい毎日で、人ごみに埋もれて会社に通っているので、ブータンで過ごしたこのなんにもない
ゆっくりな時間はとても贅沢なものでした💍
なんにもないから、得られるものがある、そんな場所もあるんだなぁと教えてくれた国です。
次にブータンを訪問して印象的だったのが「人」です。
プライベートや仕事で、いろいろな国を訪問していますが、ブータンの方のあたたかさ、穏やかさ
は私の中では断トツ1位です✨
実はブータンの方々は日本人と顔つきが似ています!その分親近感がわくのかもしれないですね♪
なかなか文章で伝えるのは難しいのですが、ツアーでの出来事を一つご紹介します。
私が添乗員として同行させてもらったツアーは見習いローカルガイドの育成のお手伝い、というミッションがありました。
観光開発を通して地元の若者たちの働き手を作る、というプロジェクトの一環で、まだまだ見習いの若手ガイドさんに
実際アテンドをしてもらい、それに対して参加者様よりアドバイスをいただく、という内容です。
こちらの写真、実は傘をさしている一番右の男性がローカルガイドで身振り手振り説明しているガイドが
すでにライセンスをもっているガイドさんなんですが・・・
ローカルガイドさんに案内してもらうはずが、初めてのお客様で緊張してしまったのか、全然しゃべれず、ライセンスを
持っているガイドさんがフォローに入っている、という場面です💧
私もお客様をご案内する身なので「このままで大丈夫か・・・?」と心配したのですが、
こちらのローカルガイドさん、本当に一生懸命で素直な方で、お客様にいわれたこと、例えば
「お客様に背を向けない」
(この日は雨が降っていたのですが)「水たまりがあった場合はお客さんに声かけしてあげるといいよ」
「説明する物体を指で刺してくれるともっとわかりやすい」
こういったアドバイスをひとつずつ受け入れ、そしてどんどん実行していってくれるんです!
アジアの国の方ですと、割とプライドが高かったり、またはよそ者の言うことになかなか耳を傾けてくれない方も多いのですが(笑)、
こんなに「応援したい!!」と思える海外で出会ったのは初めてかもしれないです!
ブータンは「人に会いに行く国」でもあるなと感じました🌈
「幸せの国」ブータン。
皆様も聞いたことのあるフレーズだと思います。
私もブータンといえばこのイメージが強かったので、実際訪問したら答えがわかるかも、と思っていました。
本当に私なりの解釈ですが、ブータンが幸せの国と呼ばれる理由、それは「人の幸せを心から願えるから」ではないかと感じました。
ブータンの教育や宗教も影響しているのかもしれないのですが、私が出会ったブータンの方々はとにかく人に見返りを求めないです。
人にやさしくする、だから自分にも優しくしてほしい
ではなく、
人にやさしくする、相手が喜んでくれてうれしい、自分にもきっといいことあるな♪
こんな感じです。
そんな人々と出会って、もしかしたら「自分の幸せ」をほしがるのではなく「相手の幸せ」を
一緒に喜べたら、自分の幸せも2倍になるんじゃないか?そんなことに気づかせてくれました。
「自分」中心で考えていた幸せの概念を広げてくれた国ブータン、感謝感謝です。
以上、私ゆっきーが「ブータンってどんなところ?」と聞かれたらお伝えしたい3つをご紹介させていただきました🐾
最後に、もう一つだけ小話を!
ブータンの公用語「ゾンカ語」には「さよなら」っていう言葉が存在しないんです。
「じゃー別れの挨拶はなんでいうの?」というと、
「ログジェゲ」
意味は
「ありがとう、また会いましょう。」
お別れをするときに現地の方が教えてくれた言葉です。
「生きていたら絶対またどこかで会えるよ。だから僕たちは別れの時にさよならじゃなくてありがとうって言うんだ。」
ブータンの国柄がわかる、とっても素敵な言葉だなと思いました。
それでは皆様ログジェゲー💖
ゆっきー