みなさんこんばんは
最近のカイロは寒かったり暖かかったり、砂埃ま舞ったりと安定しないお天気です(´_`。)
この時期にエジプトにご旅行のかたは、脱ぎ着できる洋服を持参されることをお勧めします
さて、今日は先週末に行ったオールドカイロをご紹介します。
エジプトといえば、イスラームのイメージが強いかもしれませんが、キリスト教の一派、コプト教徒も国民の7~10%います。
私の住むマニアル(ローダ島)もキリスト教が多く住んでいて、家の近くに教会があったり、キリスト教のお店(お店の中にイエスキリストや聖母マリアの絵が飾っていたりするので分かりやすいです。それに対してイスラム教のお店は、コーランの章句が書かれたものや、コーランが飾ってあります。)もたくさんあります。
地下鉄メトロのマルギルギス駅で下車し、階段を上って改札を出ると、目の前に大きな聖ジョージ教会が現れます。立派な教会です。
中はステンドグラスやシャンデリアで美しい装飾です。
(写真がなくてすみません
ご自身で見てのお楽しみということで・・・。。。)
聖人の壁画に向かって祈っています。
エジプトのキリスト教の牧師さんはこんな身なりをしています。
まれにこのような格好をした人を街で見かけます
。
さて、次は聖ジョージ教会の右隣にあるムアッラカ教会。
入り口はあまり目立たなくてこんな感じ。
この日はたくさんのヨーロッパ人の観光客で賑わっていました。
入り口を入って聖堂までの道は、
こんな壁画があったり、
キリスト教の絵が描かれているパピルスは、あまり見かけません。
キリスト教のイメージは、ヨーロッパ人っぽい顔をしたイエスキリストや、聖母マリアの顔ですが、エジプトではアラブ人の顔をしています。
コプト教徒は、現在に至るまで、ほとんど混血をしていないので、エジプト人キリスト教徒の顔は、コプト博物館などにある壁画の顔にとても似ており、独特の顔立ちをしています。
↓聖堂の入り口前です。なんとなくデザインがモスクににていますが、
でもランプには十字架が。
コプト教との右手首(ちょうど時計をはめる位置)には、
この十字架と似た形をした十字架の刺青が彫ってあります。
小さいのであまり目立ちませんが、男女問わずそのような刺青が見られます。
私が教会にいたときに、若い男の子2人が入ってきて、自分の右腕にキスをして、その手を壁画に向けていました。
ちなみに、コプト教徒の名前はジョージ、ピーター、モニカなど、ヨーロッパ人の名前と同じような名前が付けられている人が多くいます。
イスラム教徒の「ムハンマド」という名前が多く付けられているのに対し、キリスト教徒の男性は「ジョージ」という名前がたくさんいます。
オールドカイロは緑の多い街で、天気のいい日に歩くだけでも気持ちが良いです
カイロ滞在にお時間のある人は、是非行かれて見てはいかがでしょうか??
P.S.
H.I.S.カイロ支店でも、オールドカイロツアーを催行しています。
詳しくはhttp://www.his-cairo.com/opt/opt_cairo.htm へ!