現地情報
2017.03.11
カイロからこんにちは!!!
カイロも冬が終わり、日中はかなり過ごしやすくなり、
春の陽気がやって参りました。
今の時期が一番観光に適していると思います。
そんな、春の陽気の中、
イスラミックカイロ地区にある、大きな公園、
アズハルパークに行ってきました。
敷地はかなり広く、
レストラン、
カフェ、
池もあります。
土曜日に行ったので、
園内は家族連れやカップルで賑わっていました。
このアズハルパークは1997年~2005年にかけて整備が行われました。
公園はアガハーン財団(アジア、アフリカに広がるムスリムの為の基金)により計画、整備が行われました。
それ以前はゴミの山だったそうです。
ここがゴミの山になった理由の一つとして、
アイユーブ朝時代に作られた城壁が理由の一つになります。
整備以前の住人の認識としてはアズハルパークがある場所は「町の外」で、
そこに住人がゴミを捨てていました。
そんな状況を改善すべくアガハーン財団が立ち上がったのです。
エジプト人にとって公園は日本人の解釈と少し違う部分があります。
と言うのも、まず、基本的にどの公園も入場料金がかかるので、子供だけでは中々入れません。
また、恋人たちの憩いの場になっていると言うのも、理由の一つです。
決していかがわしい事をしているわけではありませんが、
ムスリムの貞操観念的には少し敬遠する部分があるのでしょう。
ただ、今回行った時にはかなり多くの子供たちが遊んでおり、
とても休日らいい一日を過ごすことが出来ました。