宗教
2017.03.01
カイロからこんにちは!!!
さて、前々回のオールドカイロ紹介に戻りまして、
今回は各観光ポイントの紹介をしていきます!!!
まず、オールドカイロ地区を中程まで進むと目に付く大きな建物は、
聖ジョージ教会です。
この教会は10世紀又はそれより前に、建造されたと考えられています。
その後、火事により多くの損傷を受けましたが、
20世紀初頭に損傷された部分を修復し、現在の形に至りました。
写真の奥の建物の形の事ですが、エジプトで唯一の丸型をした教会です。
修復により、綺麗になったものの、
火事以前の元々の姿は失われたといわれています。
それは、現在の建物にローマやロンドンにある教会のイミテーションが働いたからです。
しかし、内部は荘厳な雰囲気で、ミサや日曜日に行けば宗教的な行事が行われている事もあります。
観光客の他にも、小中学生の団体が見学している事もあります。
聖ジョージ教会を通り、マリーキルギス駅の近くまでいくと、ムアッラカ教会の入り口が見えます。
この教会は聖母マリアに捧げられたコプト教の教会です。
英語名で「Hanging Church(ハンギングチャーチ)」と言いますが、
その名の通り、アラビア語の「ムアッラカ」とは「吊るされた」と言う意味です。
なぜ、このような名前になったかと言うと、ローマ時代に造られたバビロン城の門の一部が床に使われているいるからです。
この教会は、7世紀に建設されましたが、その後9世紀には壊されてしまいます。
その後、何度も改修がなされてきたので、現存しているもので原型を留めているのは一部しかありません。
最近にも改修がありましたが、現在は改修は行われていません。
内部の装飾には目を奪われます。
寄木細工が至る所にあしらわれています。
エジプトで最古のコプト教の教会と言われています。