【「出来ない」という言葉をなくしたい】
編集員の佐藤です。
日本ではバリアフリーやノーマライゼーション、ユニバーサルデザインなどたくさんの社会的弱者に対しての言葉や考え方が徐々に一般化されるようになりました。

しかし、「偏見」や「差別」の考え方が根強く残り、地域コミュニティにも入ることも出来ない人々が多くいるということも現実です。
アジアの一国、ミャンマーもそうした差別が残る国の一つです。

こうした差別をなくしたい。
「出来ない人」という言葉をなくしたい。

こう語るのは、AARjapan[難民を助ける会]のミャンマー事務所で働く本川さん。
ミャンマーでは宗教や信仰から「生まれつき身体に障害があるのは前世で悪い事をした」という考え方が今もあり、そうした考え方が差別が残っている原因と話してくださいました。

AARjapan[難民を助ける会]はミャンマーのヤンゴン市内に地雷被害やポリオなどで身体に不自由がある方々向けの職業訓練校を開設し、洋裁やIT、理容のコースもうけました。
訓練校は寮制で訓練生は訓練校で寝泊りし、技術を学びます。
実家にいたときは障害を気にしてあまり外に出れなかった人やコミュニティとも関わりを持てなかった人も、ここではみんな同じ訓練生。
ここで初めてお互いに初めて自分の障害のことを話したり、友達ができることもあるそうです。

「ここには私の村にはなかったパソコンがたくさんあります。たくさんのことも学べます。将来ここで身につけた仕事を村に持って帰って子ども達に教えたい。」
訓練生のある女の子はこう夢を語ってくれました。

障害があっても働くことはできる。
技術を得ることで広がる未来があります。


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