「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
この言葉は総合ファッションブランドであるマザーハウスの理念。
日本をはじめ海外にも販売店舗があるマザーハウスは商品を皆様も一度は手に取ったことがあるのでは。
世界中で愛されるおしゃれで機能性の高いマザーハウスのバッグや小物は東南アジアをはじめとする「途上国」で生まれます。
彼女は代表の山口絵理子さん。
「途上国」という言葉で一括りにされた場所にも素晴らしい資源と可能性があります。
それを商品としてのモノだけでなく、実際に訪問をし、自分の目で見て、体で感じ、生のコミュニケーションをすることで「途上国」の現実の姿を見ることもできます。
HISスタディツアーデスクでは2009年からマザーハウスと「途上国でののづくりの可能性」を知るツアーを実施しています。
はじまりの場はバングラデシュ。
そして2016年、新たな旅の舞台はネパール。
ヒマラヤを代表とする大自然豊かなネパールでは「ロウシルク」からストールを生産しています。
その光る素材を届けるために、現地では蚕を育てるところから、
糸にして、
布を作り、染めて、タグを縫う、
という風に全ての工程に関わり、ネパール発の世界に誇れるプロダクトを作っています。
大きな一つの工場ではなく、それぞれ異なる生産者が思いを込めて作り上げ、つなげていくネパールのストール。
モノ作りの源流を辿りながら、ネパール最大の魅力である豊かな自然で染色をするという経験をしてもらいます。
そうこれがこのツアーの1つのポイント。
ツアーポイント1
世界で一つのオリジナルストールづくり
草木染め工房では実際に染色体験をし、世界でひとつのオリジナルストールを作りましょう。
どんな色合いにし、どんな柄に染めよう。工房で働くスタッフがしっかり皆様のサポートを致します。
最終日にはお手伝いしてくれたスタッフの方も招き完成したストールのお披露目会を行います。
ツアーポイント2
ネパールの大自然の中でトレッキング
朝日に間に合うよう出発は早朝。ヒマラヤの大パノラマと朝日を満喫し、雄大な自然の中で深呼吸。
ヨガにも挑戦してみましょう!山歩きでは美しい田園風景と農村の人々の暮らしも見ることができます。
ツアーポイント3
生産者の村で交流、復興支援
2015年4月25日。ネパールを襲ったマグニチュード7.8の巨大地震は多くの人の命を奪い、家屋や歴史的建築物を倒壊させました。
マザーハウスのストールが生まれる繭の故郷も大きな被害を受けました。
蚕を育てていた小屋は崩れ、手塩にかけて育てた繭は、みんな孵化し、いなくなってしまったそうです。また村の人たちは、いまも、仮設住宅に住んでいます。
発生からまもなく1年。日々復興に向け力を合わせ頑張る村の人たちを応援したい。私たちにもできることがきっとあります。
流れの早い時代の中で、モノを見つめ、更に自分を見つめる貴重な経験きっとなるはすです。
【マザーハウスツアー第2弾】
まゆから草木染めストールづくり
マザーハウス モノづくりで感じるネパールの大自然と暮らし6日間
▼http://eco.his-j.com/volunteer/tour/MOTHER-KTM001
GW4/30出発 289,000円~299,000円