2016.02.11
こんばんは。
スタディツアーデスク平和担当のたかぎです。
とっても私事で恐縮なのですが、今日はむかーし留学していた中国のお話しを。
もしかしたらわりと記憶に残っているかもしれませんが、
2012年9月、中国各地で大規模な反日デモが起こったことがありました。
私がいた天津では、日本人に外出禁止令が...
そんな中で、まあふと用事があって街にでたわけですが
日本人だとわかると暴言を吐かれたり、
タクシーがつかまらなかったりした方もいたそうです。
わたしは運よく、大丈夫だったのですが。
そんな状況の中で、タクシーの運転手さんに
あなたも日本が嫌いなの、と聞いてみました。
(今思うとなんて不躾な質問なんだろう...)
その、いかにも普通の中国人のおじちゃんがこう答えてくれました。
「国と国ではなく、人と人同士の繋がりがきっと大事なんだよね」と。
その言葉がずっと印象に残っていて、
大学の頃は日本と中国の架け橋としてなにかできないかな~なんて考えていました。
(スタディツアーに参加した方がたの多くはそういう気持ちを感じるみたい)
そんなこんなで、ようやく
南京大虐殺を真正面から見つめてみよう、というスタディツアーを作ってみました。
南京大虐殺に関しては今でも様々な議論がなされます。
何人の方が亡くなったか、どれだけ大規模だったかではなく、
ただそこにその事実があったことを認知し、痛みを共感し、歩みよることが
「いま」を生きる私たちには大事なのかな、と思うんですね。
まずは、相手の思いを知ることから。
だから、
「歴史」と「いま」を考える、中国南京・上海ピーススタディ&交流5日間
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