こんにちは!
久々の登場ゆっきーです
今日はスタディツアーデスクでもツアーの取り扱いのある、『アウシュヴィッツ国立博物館』に個人的にいってきたので
(仕事ではないです。完全プライベートでいってきました!!)
その時の旅行記を書かせていただきます
『負』の遺産としてあげられることの多いアウシュビッツ収容所、
その遺産が現代を生きる私たちにどんな風に当時のことを語りかけてくるのか、
その語り掛けに対して自分はどんなことを感じ、どんな想いを持つのか。
ずっとずっと気になっていて、お休みが取れたので行ってきました!
『アウシュヴィッツ国立博物館』について語る前に、ツアーでも訪れるポーランドクラクフ市内のご紹介を少し。
ポーランドの旧市街の中央広場は、ヨーロッパにたくさんある広場の中でも、非常に面積が広いことで有名です。
私が行ったのはちょうどクリスマスの時期だったので、たくさんの屋台が出ていて非常ににぎやかでした。
中央広場にある大きな建物は織物博物館、たくさんのお土産屋さんが軒を並べています。
中央広場から少し離れると11世紀の王宮『ヴァヴェル城』や今ではおしゃれなカフェやバーでにぎわっているユダヤ人地区といわれていた『カジミエシュ地区』があります。
しかも全部徒歩圏内で周れてしまいます!
中世の雰囲気を感じながらの町歩き、非常にお勧めです!!
では、前置きはこのあたりにして、『アウシュヴィッツ国立博物館』の話をしたいと思います。
クラクフから約1.5時間車に揺られると到着します。
車で1.5時間の場所ですが、市内よりも少し冷え込むので寒い時期に行く方はしっかり防寒具をもっていきましょう!
まずはアウシュビッツ第1収容所からまわりました。
この入り口では空港のように厳格なボディーチェックがあります!
持ち込める荷物もA4サイズの紙におさまるくらいのサイズのバッグでないと持ち込めずクロークに預けることになるのでご注意をチェックを終えると早速中に入ります。
第1収容所で非常に有名なこの入り口の言葉。
『働けば、自由になる』
どれだけ多くの方がこの言葉を信じ、門をくぐっていったのだろうと思うと胸が締め付けられました。
第1収容所はイメージとしては博物館のような仕様になっています。
当時の出来事や様子がパネルで解説されていたり、当時収容されていた方々の写真がかざられていたり、
また収容されていた方が使用していた備品なんかも展示されています。
人並みな言葉にはなってしまいますが、本当にたくさんの方がここで生きていたんだなということを感じさせてくれます。
そして残念ながらここでの暮らしは非常に過酷だったということも、展示物からひしひしと伝わってきました。
第1収容所の後は第2収容所(ビルケナウ)を訪れました。
アウシュビッツ収容所というと、こちらをイメージされる方も多いかもしれませんね。
当時何百人の方を運んできた列車。
こんな締め切った箱の中に本当にそんなにたくさんの人が入ることが出来たのかと純粋に驚きました。
よく映画等でも列車にたくさんの人がつめこまれて収容所に連れて行かれるシーンはありますが、脚色ではなく、本当にそういったことが行われていたのだなと感じました。
たくさんの追悼碑。
ここに収容されていた全ての方の国の言葉でかかれた追悼碑がおかれています。
世界中からの祈りの言葉です。
丸1日かけて、アウシュビッツ国立博物館を訪問しました。
本当になかなかうまく言葉には出来ずで私自身ももどかしいのですが、全ての空間が現代を生きる私たちに
当時の惨劇を、また未来を生きる私たちがどう『平和』というものについて考えていくべきか、
語りかけてきている気がしました。
実際訪問してみても、正直私の中でその答えは見つけられないでいますが、これからもずっと忘れずに、世界の平和を節に願える人でありたいと心から思いました。。。
ゆっきー